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わたしのこと。~都市計画との出会い~

こんにちは。

本日は、今までなんだか恥ずかしくて書いていなかった、自分のことについて少し書いていきたいと思います。

・・・というのも、ふと前に言われたことたちを思い出したからです。

以前、友人からのお願いで、なぜ安定している企業から退職してキャリアのない「都市計画」さらに「海外」という選択になったのか、こういう話が聞きたいという人はいると思うから、自分のWebにその経緯を書いて欲しい。と。

またある日は、SNSのDMで都市計画を海外で学ぶことについて相談にのってほしい。とご相談頂き、そのときにわたしが友達のWebで書いた記事を紹介したら、「これが読みたかったんです。」と。

今、その友人のWebは閉鎖してしまったので、代わりという意味も含めて、Noteに少し書いていきたいと思います。


はじまり


わたしが都市計画を意識するようになったのは、前職にて新規ビジネス開拓を試みていた頃になります。
ビジネスチャンスを探るため、まちのマスタープラン(将来計画)を読み、自分の担当エリアの方向性を把握しようとしておりました。
一方で、今目の前で行われている施策も現地で確認し、自分の中でマスタープランと紐づけたりしてイメージを膨らまそうとしておりました。

ですが、当時の私にはマスタープランの問題特定と将来予測はしっかりしているのに、対策・実行プラン・振り返りがなんだかぎこちない気がしました。
また、かちったした日本語の羅列に、マスタープランって市民のため?それとも、まちを組織している団体・会社向け?みたいな疑問も抱いたのを覚えています。
(あくまで個人的な当時の感想なので、お許しを。。。)

そこで、マスタープラン=都市計画ってそもそも何?という疑問がわき、その解が知りたくて本を探しに図書館に行きました。
図書館で都市計画やまちづくりの本を掘れば掘るほど、この分野が濁った沼のように、分野全体の深さや広さが掴みにくいことに気付き、だからこそ面白いことに気付きました。

なので、仕事が気づきの起点であり、都市計画に対する意欲を育んだ(オリジン)のは図書館です。

色んな本を借り、また図書館にないものは購入して読み漁った中、最も深く自分の中に浸透してきたのはこの本です。

学芸出版社 (福岡孝則さん 編著)

https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761526054/

複雑で無骨な有機物の中に、鈍くも強く光る何かを見たように、海外で働く人の現実を描いているこの本で、初めて自分の思考が、仕事(本職)として都市をつくるがわにまわってみたい。にシフトしました。


「海外」という選択。


簡潔に言ってしまうと、

  1. 日本の大学院は、大学時の学位に都市計画系もしくは理系の学士を持っている前提を設けているのが多そう。(私は、文系で都市計画とは関連度の低い学位)

  2. 日本で日系企業に勤める経験はしたから、別の経験がしたい。

  3. 海外にいってみる選択肢があるなら、そっちを選んでみよう。

  4. 日本人で都市計画を学んだ人の中で、国内で学んでいる人と国外で学んでいる人、数値的マイノリティは国外だろうから、そっちの方が希少価値がありそう。

みたいなことがパっと浮かんだのを覚えています。
ですが、これらも結局は後からつけたもののようなものであって、結局は自分の心がわくわくしたから。という単純な理由です。
この選択に至るまでには、色んな本に影響を受けました。
もし、どんな本に影響を受けたか気になる方がいれば、コメント下さい。



「英語」のこと。


これはありがちだと思いますが、英語が1番苦手な科目で社会人になるまで全くもって話せませんでした。自分の中で英語が必要のない生活圏で生き延びていくと誓っていたほど・・・

そんな私の考えを覆してくれたのは、海外旅行です。
大学の卒業旅行で行った海外で、語学はツールであること。そのツールを使って新しい思想・文化に触れ、体験すること。英語を話せるとその体験に深さがでてくること。
そんなことを心の中に抱き、英語も少しは話せるようになってみたいな。と思うようになりました。

社会人で縁もゆかりもない場所で生活を営むようになったこと、自分にとって誰も知り合いのいないまちで過ごす週休2日が暇すぎたこと。も幸いして、当時何の気なしに電車に乗っていた時にみた「GABA」の広告を見て、英会話を始めることに。

体験学習に向けて、話したい内容をばっちり用意したものの、文すらまともにつくれなかった私は、気合いのボディーランゲージと単語の羅列でレベル2の評価をぎりぎり頂きましたが、それでもド初心者であることは間違いないです。
(英会話の先生の意図を汲み取る能力はすざましいです。)

特に仕事でも英語は使用しなかったので、日常会話コースで始めて、ただただのん気に国際交流を楽しんでました。1年半ほど英会話に通って、英語が嫌いという思考を消すことができた私は、多くの方が様々なメディアで発しているように、英語の構造的部分をちゃんと復習しないといけないと痛感し、英会話スクールから英語塾に切り替えました。

英語塾では、"楽しく話す” から、"性質を理解する" に焦点を移し、いわゆる中学・高校英語をやり直しました。ですが、ここでも特に仕事で英語を使用する予定もなければ、語学試験を受ける予定もなかったので、モチベーションは海外の人と話が出来るようになりたい。の延長でした。

その塾で半年ほど?過ごしたときに、これまでお話した「都市計画」×「海外」に考えが行くようになり、そこから初めて、語学試験を意識するようになりました。

ここでお伝えしたいのは、自分が「都市計画」×「海外」の選択をつくったときには、
都市計画は本で読んで学んでいる程度。英語は趣味で学んでいる程度。
と、文字にしてしまえば、そこからいきなり海外大学院に留学ってハードル高すぎない!?ということです。
私個人としては、ハードルなんて自己によって勝手に設定してしまっているものなので、あなたの解釈で決めた高さを勝手に私に押し付けないで欲しい。と思っていましたが、一方で簡単じゃないな。とは思っていました。

事実、反対されることが多かったと思います。
収入も失うし、このキャリアチェンジはリスキーではありますからね。
かっこよく言ってしまえば自己投資ですが、わたしの感覚としては、投資というよりは入場料みたいな感覚です。

勉強法とかは、とても私の方法が良い。とは思えないし、今は色んな方が良い勉強法を発信して下さっているので、是非そういった専門の方々を参考にしてほしく、書きません。自分が信じれると思ったものを信じて下さい!



おわりに。


今回は、いつものコンセプトとは脱線しているテーマなので不安ですが、いかがでしたか?

このNoteは、自分のような都市計画を学科として学んだことは無いけど、興味はあって、少しだけその世界を覗いて見たい。という方に届けたい。と思って、気軽に楽しめるツールが絡まっている事例を紹介するように心掛けております。

都市計画は~だ。とか、まちづくりは~だ。とか、学びたいなら~すべき。
というものではなく、
~というものもあるよ。~っておもしろくないですか。というゾーンでお話したいと思っておりますし、
読んでくださっている "あなた" が、都市計画に精通していようとなかろうと、これってこうじゃないですか?とか、ここはこう思います。とか、これなら上手く変換して自分の活動に使えるぞ!とか、そういった感想を持ってくれたら嬉しいです。

大学院のお話とかは、気になる方がいらっしゃればまた書こうと思います。
コメント下さい!

本日もお付き合いいただきありがとうございました。


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