![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30691406/rectangle_large_type_2_a27b44fd3ade63d8cccd5ff10c69c055.png?width=1200)
Wordで本を作る。
昨日、9月に開かれる文学フリマ大阪に向けて製作していたHYGGEの合同誌が仮完成した。これで4作目になる。
今回、拙いながら私が編集・装丁を担当している。装丁画はメンバーの柚月ひろむだ。手前味噌だけれど、今回も、なかなかいい感じに仕上がりつつある。
個人作品として出している詩集もそうだけれど、私は製本データはWordで作製している。
最初は、Wordで本が作れるとはちっとも思っていなかった。立派なデスクトップのPCと高価な編集ソフトでないと、何もできないと思い込んでいたのだ。自宅のノートパソコンとWordしかない環境でできるものなど、誰に見せることが出来るだろうと。
しかし、いざやり始めてみると、考えていたことは9割くらいできた。残りの1割も、私の知識が補完されればできそうな気配がする。
大学生のときに、レポート提出のためだけに使用していたころは自分の机の上で本が一冊作れるとは思わなかった。印刷製本は業者さんに依頼しているんだけれど。
HYGGEの本は、文学フリマ大阪・京都でしか頒布していない。
商用流通しているわけではないから「自費出版」に当たるのかはわからないけれど、こんなに簡単に「自分の本」が作れるのだから、みんなやってみればいいのに、やればいいのにと思う。
Wordが初期搭載されているパソコンなら、その他必要なソフト(表紙を作るためのデザインソフトとか)も無料のものを使えば、「自分の本」は印刷代だけでできてしまう。印刷会社にもよるけれど、文庫本サイズ(A6)なら15冊〜30冊を1万円前後で依頼出来る。私たちは、だいたいそのくらいの予算だ。
製本まで行かなくても、Wordの機能を覚えるだけでもかなり楽しい。社会人になったらExcelが使えないと意味ないとか言われちゃうけど、趣味人としてはWordの習得もお勧めする。まぁ、折角データを作ったなら、手に持てる形にしたい欲望が湧くだろうけれど。
これから、メンバーと最終確認をして修正点を処理し、印刷に出す。
本が届いたら、はやくみんなに見てほしい。近く、ここでお披露目できる日を私が待ちわびている。
ヘッダー写真はHyggeの本・第一作。
今は別表紙になってしまったけれど、思い出深い。
■ イベント参加告知 ■
第八回文学フリマ大阪に、HYGGEで参加します。
開催予定日:2020年9月6日(日)
会場:大阪 京阪天満橋駅/地下鉄谷町線天満橋駅スグ OMMビル2階
イベントHP: https://bunfree.net/event/osaka08/
HYGGE 共同ブログ: https://ameblo.jp/holdhygge
メンバー4人それぞれの短編を収録した新刊を刊行予定です。
私の個人本(『私の古い言葉たち/寝惚草紙』)ももっていきます。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?