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卒論提出!!!

ついに、ついに、卒業論文を提出しました。

人生で一番美味しいピザとビールでした。

決して、決して平らな道ではなくて、
人知れず(人知れても)沢山の涙を流しましたが、
幾つもの日々を越えて、たどり着いた今があること、
今だけは少し誇りに思います。

ボローニャ大学、歴史学部の修士論文、全275ページ。

テーマは「イタリア農家料理」。

文献に残らない’声なき’庶民の料理文化を、オーラル・ヒストリーのアプローチで解き明かします。

土地は、エミリアのポー平原と、プーリアのムルジャ平原。

家庭を訪ね、おばあちゃんの当時の料理を作ってもらい、彼らのライフストーリーを聞き、20世紀後半の農家料理の変化を考察しました。

大好きなテーマだったはずなのに、プレッシャーと、自分の能力を超えた挑戦の負荷とで、何度も諦めかけました。

しかし、支えてくれる方、料理を見せてくれた方々の応援のおかげで、最後までやり切ることが出来ました。

今は、この挑戦ができたこと、やっぱり大好きだと思えるテーマに出会えたこと、シンプルにとても嬉しく思います。

感謝を胸に、この経験を力に、次の挑戦に進みたいと思います。

まだまだ審査はこれからですが、一旦提出できたこと、皆様に報告させて頂きます!

Grazie mille a voi

Innanzitutto, vorrei condividere con voi che ho appena consegnato la tesi di 275 pagine, piena di passione, lacrime, e soprattutto il vostro supporto.

Ho fatto un progetto sulla cucina contadina in Valle Po, Emilia e Murgia, Puglia con un approccio di storia orale, in cui è annodata la mia vita fino ad ora.

Non è stato facile affatto, tante volte mi sono persa, non saprei quanto ho pianto, soffrivo a sfidare più della mia capacità.

Ma ogni volta che volevo smettere tutto, mi ricordavo a voi, che mi ha fatto vedere la vostra cucina, cultura.

Alla fine ce l’ho fatta (non ho superato ancora, ho solo consegnato ahaha)

Questo fatto, anzi questo viaggio in totale mi ha insegnato mille cose, che diventerà il mio milestone.

Per tutto questo, vi voglio ringraziare dal mio cuore.

Grazie.

Now it’s time for beerrrr🍻🍻

20.06.2023 Bologna

Aoi

いつもと同じ景色。登ってきた道。でも、登った時にしか見えない景色がありました。

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「文化で社会を豊かに」 研究を面白いと思って応援して下さる方、人文系研究者の方、学び溢れる情報を一緒に楽しめたら嬉しいです。

ボローニャ大学修士、歴史文化学「Global Cultures: Food History」専攻の学生が、研究内容を共有するマガジン ・…

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