記事一覧
アフリカ情勢報(10月26日)
コンゴ民主共和国情勢コンゴ民主共和国の都市北部キブ州で戦闘があり、派兵されていたEACRF所属のケニア人兵士の死亡が確認された。
先日から、北部キブ州では反政府組織でありイスラム国系組織であるADF(Allied Democratic Forces)によって戦闘行為が発生しており、民間人20人が既に殺害され、その半数近くは未成年だった。
ADFは元々イスラム教徒が多数を占めるウガンダの反政府勢
アフリカ情勢報(10月22日)
チャドの政権移行
タシンガ氏は、チャドの政権移行期間の延長に反対する抗議デモの前夜に逮捕され、6ヶ月に及ぶ勾留の末、transitional president(暫定的な大統領)によって恩赦された。
他にも、発表されているだけで83人の未成年者を含む621人の若者がこのデモに参加して逮捕され、首都から600キロ離れた砂漠にあるコロトロの邪悪な流刑地に連行された模様である。
2022年10月2
アフリカ情勢報(10月21日)
リベリア大統領選挙の行方25万人が死亡したリベリア内戦から20年近く経ち、復興の兆しが見えるリベリアだが、暴力の連鎖が終息したわけではない。
リベリアは現在大統領選挙期間である。これは、国連ミッションが2018年に終了して初の選挙となるが、既に先月、選挙活動中のスタッフが殺害されている事件があった。前大統領派閥と右派、民主変革連合など46党が政局を争っており各地で衝突が起こっている。
世界銀行
アフリカ情勢報(10月20日)
ソマリア情勢は悪化の一途(安保理)UNSOM(国連ソマリア支援計画)のカトリオナ・レイン代表は国連の安全保障理事会において、ソマリアでの紛争が2017年以降最悪の被害をもたらしていると述べた。ゲリラ活動を展開するAl-Shabaabによる民間人殺害と、ラスアノド(Laascaanood)紛争による犠牲者によるものと見られる。
同国は深刻な人道危機に陥っており、120万人は難民で、400万人が飢餓