見出し画像

公共施設を管理する仕事について


最近「自分の仕事についてきちんと書き記したことがなかったなあ」と、ふと気づきました。「弊社」に入ってからまもなく1年が経ちます。自分自身のキャリアについて振り返ることができるようにするため、以下に記録します。

はじめに ー会館管理という仕事ー

公共施設といってもいろいろあります。役所も学校もそうですし、図書館や公民館や美術館や博物館もそう呼べます。私の場合は、公民館を少し大きくしたような「コミュニティセンター」で働いています。

その仕事内容は多岐にわたります。「会館管理」と一言でいっても、窓口受付・予約管理・電話対応、施設の点検・修繕の立会い、顧客ニーズに応じた提案業務、職員ローテーションの作成、社内備品の管理・購入など、たくさんあります。

窓口受付・予約管理・電話対応

会館管理の最も典型的な業務です。会館を利用する人と、電話や対面で直接やりとりをするため、接客のスキルが少しずつ身に付きます。また、窓口では施設の料金支払いも受け付けており、現金を管理することも業務のうちに入ります。数字が嫌いな私ですがなんとか食らいついています。予約の重複(ダブルブッキング)や売上の過不足等、深刻なミスを避ける必要があり(暇そうな仕事だと思われるのは誤解です)神経を使うところが多いです。

施設の点検・修繕の立会い

「気持ちよく」「快適に」会館を利用してもらうためには、日頃より施設が適切に管理されている必要があります。汚れている箇所はないか、壊れていたり危険だったりする箇所はないか、ちょこちょことチェックをしています。近頃では、換気や消毒といった新型コロナウイルス対策も、業務の一環として加わっています

庶務・人事管理

施設のマネージャー的ポジションを任されると、通常の会館管理の業務だけではなく、労働環境の維持・改善にも取り組むこととなります。人事管理というと難しく思えますが、職員ローテーションの作成等を行っています。誰にでもできる経験ではないので、任せていただけていることをありがたく思っています。

業務を経験して得られたこと

これら様々な業務を通じ、得られたことがあります。もっとも、対人コミュニケーションに対する抵抗感が減りました。相手ありきのコミュニケーションをしようという意識も高まっているのだと思います。いかに今までの人生において対人コミュニケーション能力を高める努力を怠ってきたかということを痛感させられもします。そうは言いながらも、ひたすら黒子に徹することができる人に向いている仕事であると思います。逆に、きらびやかな舞台に立って仕事をしたいという人には物足りないかもしれません。安心・安全な環境を維持し、心地よく利用してもらうためには日々の小さな積み重ねが大切です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?