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#7 リーダーシップ・チャレンジ⑥ 心から励ます(10-12章)

おはようございます、ちゅるぱんです。

今日で、この本は最後になりました。
今日のパートは、リーダーシップの実践5「心から励ます」です。

このパートは以下で成り立っています。


10章 貢献を認める
ベストを期待する
・「信じている」と示す/目標とルールをはっきりさせる
・定期的にフィードバックをする
相手に合わせて褒める
・心を通わせる/大小のインセンティブに力を入れる/「ありがとう」と言う

11章 価値と勝利を讃える
共同体精神をつくりだす
・みんなの前で賞賛する/「支え合おう」と確認し合う/とことん楽しむ
一人の人間として関わる
・思いやりを忘れない/ストーリーを活用する/お祝いを日常の一部にする

12章 誰でも素晴らしいリーダーになれる
全員がリーダー/自分の重要性を知る/実践、実践、実践/自分と対話することから始めよう/常に謙虚に、常に人間らしく/いつでも、どこでも、リーダーシップを発揮しよう/心で導く人であれ

今回感じたこと

本書のここで書いていることも、読んでいれば当たり前のことだ。しかし、それができないのが、リーダーシップの奥深いところであり、難しいところ。

本書では、冒頭から「リーダーシップとは、人間関係であり、行動であり、信頼である」と繰り返されている。信頼をベースとして、どうな行動をして、より良い人間関係を気づき「あの人となら喜んで仕事する」と思ってもらえるか。

貢献を認める、勝利と価値を讃えると言うことは、とても重要だと思う。
しかしながら、自分がリーダー的立場になった時、もしかしたら日々の業務に追われて、丁寧にその辺りができなくなるかもしれないなと感じた。
そんな時は、また本書を開いて自分を見つめ直したい。

その他印象に残ったことは

・完璧なリーダーなどいない、常に学び続けることが大事
・まずは自分を知ること、日々内省すること。自分との対話が大事
(自分の強み、弱み、価値観、失敗、学びを振り返る、対話する)
・人を愛し続けることが重要
・いつでもどこでもリーダーシップは発揮できる。
・リーダーシップは学ぶことができる。しかし、それは簡単ではない。卓越を目指す高い志と、新しいスキルや能力を学ぶ強い信念、それに周到な訓練と継続的な学習が必要。何事からも学ぶと言う学習への情熱が不可欠

リーダーがやるべきことはたくさんある。
もし、自分が「リーダーにこうしてほしい」「これは、リーダーが悪い」と思うようなことがあっても、リーダーもうまくできるところとそうでないところ、得手不得手が凸凹なはず。だから、まだ管理職ではない自分の役割としては、自分自身も主体的に、そして、相手に信頼をされていなかったとしても、自分から相手を信頼して自発的に行動し、チーム全体にとって良いアクション、リーダーに文句を言うのではなく、自分から支えるアクションをする。もし、自分が積極的に関わって成果を上げているにも関わらず、リーダーにあまり褒められなくても、聖人のような完璧なリーダーはいないのだから、「あの人はあまりわかってないな」と思うのではなく、それも気にせずにチームのこと、お客様のことを考えて主体的に動き続ける、周りに感謝をすることが大事。行動で示していれば、もし霧の中を走っていたとしても、いつかきっと霧は開けるはず。

これまで、「自分はリーダーには向いていない」「リーダー的キャラではない」と思っていたが、本書を読んで、リーダーシップを発揮するためには、常に「自分もリーダーシップを発揮できる」と信じ、高い志、ビジョンを持って、行動し、内省し、学び続けることで少しずつ鍛えられると言うことがわかった。リーダーシップというとなんだか高尚なことに聞こえるけれど、私のステップとしては、周りで起こっていることを自分ごととして捉え、相手に信頼を持ち、自発的に行動し続けるか、ビジョンを示せるか、学び続けられるかで鍛えていけそうな気がした。そして、まずは「自分でもできる」と信じること。まずはそこから意識していきたい。


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