FALCONスーパーボリューミー

生まれは花のお江戸。ミルクが飲めず半年入院。戻ってきたら冷めた顔をしていたらしい。その…

FALCONスーパーボリューミー

生まれは花のお江戸。ミルクが飲めず半年入院。戻ってきたら冷めた顔をしていたらしい。その頃生まれた自我、泣いても誰も来てくれない。俯瞰したような人生。脳卒中で倒れるもあっという間に回復。ロードバイク趣味を思い出し乗り始める。身体障害者のくせにレースに出るのが目標果たして思いは叶うか

最近の記事

骨で踏むペダリングの肝

以前骨で踏むペダリングというのを書いたが結論はまたということですっかり時間がたった。この間、コロナのデルタ株に感染し、重症化してエクモのお世話になる脳死状態。結果半年経過してしまった。あの状態から生き返るのは奇跡と言われたがなんと心肺停止したら脳溢血の後遺症である片麻痺が良くなってしまった。 さて骨で踏むに戻すがこの間私はヤマメ乗りの堂城賢氏の著作を2冊、MTB全日本4勝の竹谷賢治さんの著書、東大出身でTTのスペシャリスト西薗良太さんの著作の合計4冊を読んだ。そして私の感覚に

    • 近年の傾向

      私がロードバイクに乗り始めた35年前から言われていた定番フィッティングはペダルを一番下げた状態でかかとのつく高さ、サドルの前後位置はクランクを3時の位置で膝頭に糸を垂らしてペダルシャフトに重なる距離。しかしこれはエディ・メルクスやベルナール・イノーの頃の合わせ方ではないのか? 近年のカーボンロードバイクはシートポストが立ってきていてシートの前後位置自体あやふや。サドルの高さもそれに従い高く前のりになっている。ヨーロッパで活躍する新城幸也選手もヨーロッパに渡って十年でサドル高

      • 骨を使う。

        ペダリングも骨を使うという言葉が流行っていますが実際どういうことなのか考えてみましょう。 一段が高い階段と低い階段どちらが登りやすいでしょう? 一段が50cmもある城の階段のような階段を登るには大変な労力が必要となります。逆に一段が5cmしかない階段ならば長い時間登っていられるのではないか。しっかり膝を曲げてしゃがみ込むスクワットはきついですが膝を軽く曲げるだけのハーフスクワットなら比較的回数をこなせるのではないか? ではハーフスクワットのようにペダルが踏めないか?と若

        • 骨盤を立てる?傾ける?

          ロードバイクの乗り方についてネット界では骨盤を立てるとか、傾けるなどの議論が多いようだ。しかしゴルフの世界でもアドレス時には骨盤を後ろに突き出すように、そして背中をまっすぐ伸ばすというアドレスが良いとされてきた。 しかし実際本場、USPGAを主戦場として戦った丸山茂樹プロに言わせれば外国人は骨盤を立てているわけではなく、生まれながらの性質として骨盤が前傾している。真似しても無駄。と言い放った。 これをロードバイクの乗り方に置き換えて考えてみると昔から言われる骨盤を立てて背

          骨で踏むとは?ペダリング。

          宮澤崇史さんの骨で踏むというペダリング記事を読んだ。しかしこれわかる人はほとんどいないだろう。余程自転車に乗った人だ。私は横浜の西部地区の山の中に住んでいたのでどこに行くにも激坂を上り下りする環境。 そこで幼いころは周囲は造成中。赤土の坂道ばかりの近所でミニサイクルで上り下りしたり同級生や近所の年上の兄さんと横浜駅まで片路11-2kmを走ったりしていた。これが子供の頃からの巨漢だった私の効率の良い走りを突き詰めるきっかけになった。 骨で踏むというのは二十歳の頃で現在も手元

          骨で踏むとは?ペダリング。

          骨で踏むペダリング?

          ペダリングでググると出てくる予想変換に(骨で踏む)とある。なんでもこれは宮澤崇史さんの持論のようだ。 実は私もバブル期にロードバイクで毎日50kmのアップダウンのあるインターバルコースをアルバイトの通勤で走り、自分のペダリングを見つけた。 当時のスピードの目安は通い始めた当初は平地の目安は33kmだった。ところが信号の少ないルートを選び車での通勤時間一時間を超える為、徐々にスピードを上げた。これにはもちろん身体的な素養は大いにあった事は書いておく。中学3年時点で背筋力は2

          骨で踏むペダリング?

          腰の痛み

          ロードバイクに乗って35年。腰が痛くなったことなど一度もなかった。ところが趣味を再開して勾配が登れずやはり片麻痺の影響は大きいなと思ったら腰の激痛。その痛みはもはやロードバイクに乗る乗らないのレベルではなく、直ぐに横になり草むらに転がるほどの痛み。 いろいろ調べていたら重すぎる負荷を与えると腰痛になるそうだ。つまり倒れて筋力の落ちた私は普通のギヤでも重いギヤになってしまい、腰に痛みを発症していたのだ。これはピストで激坂を登る人に聞いた。 確かに痛みの出た日は重い体を必死に

          自転車の教科書…身体の使い方編を読む!

          おじぎ乗り第2弾自転車の教科書…身体の使い方編を読んだ。第一弾の内容の身体の使い方をより丁寧に解説した一冊。 おじぎ乗りを股関節から体を折り曲げて背中を真っ直ぐにするだけと考えている人には良い内容かと思います。背中を真っ直ぐにして乗れば速く走れるわけではないのです。 股関節から折り曲げていかに上手に自転車の上で荷重バランスを取り、ペダルに体重を効率的に載せてスムースに回すことができるかが大事です。結果はすべて走りに現れるはずです。私はこのおじぎ乗りとほぼ同じような感覚を自

          自転車の教科書…身体の使い方編を読む!

          いろいろ試しながらヒルクライム

          ヤマメ乗りに近いことが最近の調べでわかった私の乗り方。ヤマメの学校の動画は全て見て書籍も購入し読破した。 なるほど荷重のかけ方はまさに私のものである。私はまず陸上をしていた経験からクラウチングスタートの姿勢を取る。用意の位置にすると数秒我慢しただけで太もも裏がピクピクするのが分かる。これこそハムストリングスを使っている状態。そしてそのたいせいのままサドルに乗れれば前足は勝手に回る。その際に力でペダルを下げるのではなく、足の骨を伸ばす意識でペダリング。これこそ一番効率の良いペ

          いろいろ試しながらヒルクライム

          海坊主、取材を受ける

          ウエブメディアのサイクルガジェットさんに愛車紹介で取材して頂きました。私が35年間乗っているチームミヤタの詳細は掲載された記事をご覧ください。

          海坊主、取材を受ける

          おじぎ乗り?4

          以前私は自分のロードバイクの乗り方についておじぎ乗りではと書いた。自転車の教科書をアマゾンで購入したが動画をくまなくチェックして堂城さんの言葉を記憶していた私は本を読んでも(ああ、あの話か、、)くらいの感想しか持たなかった。 自分が長い時間かけて築き上げてきたノウハウを惜しげも無くアウトプットして下さる堂城さんにも感謝だが兎にも角にも脳卒中で身体障害者になった私にはもう一度ロードバイクに乗り、しかも昔は挑戦しなかったレースに挑戦したいという目標が出来たので自然にロードバイク

          潜在意識を活用する!

           スビリチュアル系の人や成功して成り上がった人、財を成した人は潜在意識を活用したという話をよく言う。情報であふれる現代ではこれはまるで宗教のように受け取られている側面がある。  しかしあえて私は言う。潜在意識は確実に我々に強力な影響を与える。私が脳卒中で倒れて救急搬送され、病院内で様々な検査をされているときにエレベーターで上に下にと移動中に男性看護師が「患者さん、出血してるから移動は慎重にして下さい。」と叫んだのを聞き私は心中で(嗚呼、こりゃ麻痺残るな。リハビリ頑張らなきゃ

          潜在意識を活用する!

          おじぎ乗りその3

          身体障害者で脳の深い所、海馬に出血をしているので平衡感覚が少しおかしい。持ち前のパワーと敏感なセンサーのお陰で普通に歩けている。歩くのにも骨盤の意識が大切。骨盤が下がると足を引きずる。そしてこの骨盤こそ私がゴルフの飛ばしでもかつて怪物と言われたロードバイクの走りでも大切にしていたこと。 骨盤を適切に動かすためには何よりもポジションが大切。昔はロードバイクに乗る時は街頭のガラスに映る自分の姿というよりポジションをチェックしていた。背中は地面と平行。そしてペダルは体重で踏む。そ