骨で踏むペダリング?

ペダリングでググると出てくる予想変換に(骨で踏む)とある。なんでもこれは宮澤崇史さんの持論のようだ。

実は私もバブル期にロードバイクで毎日50kmのアップダウンのあるインターバルコースをアルバイトの通勤で走り、自分のペダリングを見つけた。

当時のスピードの目安は通い始めた当初は平地の目安は33kmだった。ところが信号の少ないルートを選び車での通勤時間一時間を超える為、徐々にスピードを上げた。これにはもちろん身体的な素養は大いにあった事は書いておく。中学3年時点で背筋力は265kg握力も70kg。心肺機能が強く肺活量は7000のメーターを振り切った。しかし精神的に弱くマラソンは苦手。マラソン大会で上位に入ったことなど一度もなくその素質を持て余していた。

週に2-3日通うようになり一月ほどしたら平坦路の平均速度が35kmを上回るようになってきた。この頃逗子のロードバイク仲間と箱根に泊りがけで出かけたが海沿いの134号線で逗子からはこねまでほぼ35kmをキープ出来ていた。一時間で休憩して走った距離が32km程なので実測と言っても良いと思う。

そしてこの後半年ほどで大変貌を遂げる。
35kmだった巡航速度は軽く走っても40kmを超えるようになり定番は52-15Tで走り大体いつも44-45kmで走るようになる。この頃の覚えている記録としては横浜の実家を日曜朝8時に出発し二宮のろーそんで休憩をとるがその時点で時間は1時間10分。平均速度にして37kmとなる。これは体を温めるウォーミング・アップ走行も信号停止も含む記録である。

この頃から骨で踏むことを考える。一段が高い階段と低い階段でどちらが楽だろう?勿論低い階段のほうが少ない力で登りやすい。その差はどこから来るか考えた。腿の上げる量とそれを踏み込むパワーが必要だからだ。

私は低い階段を登るようにペダリングできないか考え始めた。

続く。

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