おじぎ乗りその3

身体障害者で脳の深い所、海馬に出血をしているので平衡感覚が少しおかしい。持ち前のパワーと敏感なセンサーのお陰で普通に歩けている。歩くのにも骨盤の意識が大切。骨盤が下がると足を引きずる。そしてこの骨盤こそ私がゴルフの飛ばしでもかつて怪物と言われたロードバイクの走りでも大切にしていたこと。

骨盤を適切に動かすためには何よりもポジションが大切。昔はロードバイクに乗る時は街頭のガラスに映る自分の姿というよりポジションをチェックしていた。背中は地面と平行。そしてペダルは体重で踏む。その際に腰で押す感じ。その際に大事なのが骨盤。やまめ乗りを記事にしている人にコメントしたら『まさにそれはやまめ乗りです。』と言われましたが書籍を読んだら少し違いもある。もっともそれは堂城さんと私の感覚の違いかと。しかし自転車の中心に乗る感覚には感心した。

階段をMTBで登ったり短い急坂を登る動画をみましたがあれはまさに私が子供の頃やっていた事。なぜなら実家は引っ越した昭和40年代後半が造成ラッシュで家の周りは空き地だらけで家の建つ土台だけできて残りは空き地。動画で見たような急坂のような小道で段々畑のように繋がっていてそこが遊び場だった。毎日当時流行ったミニサイクルで登ったり降りたりを繰り返して効率良く登ったり降りたりを体得した。そういう原体験が自転車の中心に乗ることを完成させたと感じる。

おまけに私は体重が度々3桁を超える巨漢。しかしロードバイクでパンクした経験は2回だけ。段差を超えるのも得意で荷重を抜いたりするのも何故か器用にこなした。これは子供の頃の影響が大きいと思う。自転車に乗るのは子供の頃から速かった。

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