鈴熊 まい

心理学を学びつづけています。今注目しているのは、様々な生きづらさについて。 エンタメも…

鈴熊 まい

心理学を学びつづけています。今注目しているのは、様々な生きづらさについて。 エンタメも大好き。好きなものがたくさんあります。

マガジン

  • 私が生きて学んだ大事なこと。

    これまでに学んできたことを書いた記事のまとめです。

  • 私の好きなもの。

    大好きなものについて書いた記事をまとめました。

  • ことばみくじ

    今のあなたに必要な言葉が書きつづられている、ことばみくじです。 生きづらさを減らすことばが詰め込まれています。 タイトルにあるランダムに書かれた数字のなかから、1日1つ好きなものを選んでください。

最近の記事

  • 固定された記事

ドラマみたいな感動的な名場面ではなかったけど、その先には未来があった。

「ねぇ、一緒に死のうよ」 母のことが大好きだった。 ケンカもするけどいつも一緒にいた。 だから最後まで、一緒に。 そう、本気で思っていたのに。 「いやだよ」 「マイが死んでも、お母さんは生きるから」 十五歳。 新しい環境に、新しい高校生活。 慣れることに、こなしていくことに必死で 毎日は止まる暇もなく流れていった。 自分では普通に過ごしているつもりだった。 母はある日唐突に、心療内科へ行こうと言いだした。 母も父も中学生の弟さえも、私のことをオカシイと言う。 文字通

    • 原作ファンだけど中村倫也Ver.もヨカッタ。知ってほしいから続編求ム

      土曜ドラマ Shrink-精神科医ヨワイ- が最終回をむかえた。 どうやら私は事前情報をちゃんと見ていなかったらしい。 8月末にやっとはじまった!と思った矢先、ソッコーで終了してしまった。 全3話なんだって。そんなパターンもあるんだね。 ドラマの原作は以前記事にも書いたマンガ。 すれちがう人みんなに布教してまわりたいあの神漫画がドラマになると聞いて、ワクワクしていたのになー。 おかげでなんだか少しヨワイ中村Ver.ロス。つぎのネクタイの柄を楽しみにしてたのに。すぐにでも

      • 知りたいから勉強する。役に立つかはまだ分からない

        勉強って、おもしろい。 学生時代もっと勉強すればよかったってハナシをよく聞くけど、わかる気もする。 興味がある事柄を、深堀りして学ぶのはたのしい。 高校までにそんな悟りが開けてれば、高学歴という肩書が手に入っていたのかな。 色についてもっと知りたくて、色彩検定を受けてみた。 中古の問題集を解くだけでも、名前や関係性、仕組みなんかの知識を得られる。 移動教室のつめたい机に突っ伏しながら、イヤイヤ受けていた理科の授業は、ここに繋がっていたんだな。 一級は細かくてうんざりし

        • 酒と音に酔いしれるのが幸せってタイプではないけど。

          手帳をひらけば実感する。 自分がどれだけ、ひきこもりか。 むかしは手帳の空白が嫌いで、めいっぱい予定を立てていた。 でも体調が急変したりで、遅刻やドタキャンばっかりして人様に迷惑をかけまくり、予定を立てるのが怖くなった。 「双極性障害は社会的な後遺症が残る病気」という言葉を聞いたときは、耳が痛すぎて笑った。当然、離れていった人もいる。 躁鬱の波にある程度対処できるようになった今も、約束を守れないという恐怖だけが強く鮮やかに残っている。 そんな私をそとへ連れ出してくれる

        • 固定された記事

        ドラマみたいな感動的な名場面ではなかったけど、その先には未来があった。

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        • 私が生きて学んだ大事なこと。
          25本
        • 私の好きなもの。
          9本
        • ことばみくじ
          16本
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        記事

          スーパーマンになる夢を見たら、悪を倒すべく拳をふるうんだ。

          私は、寝相がわるい。 どれぐらい悪いかって、まさに病的。 壁やベッドをなぐる蹴る。ドーンと音がするぐらい。 そして寝言のレベルを超えて、叫ぶし奇声を発しまくる。 毎日のように家族から「今日も暴れてたよ(笑)」って報告うけてる。 覚えのないキズやアザは、日常茶飯事朝飯前。 悪役にヒザ蹴り喰らわそうとして、壁を蹴った痛みで目が覚めたり。 田舎でよかった。隣の家が近かったら、苦情か通報されるレベル。 どうやら夢のなかと連動して、身体が動いているらしい。 怒る夢をみた日が

          スーパーマンになる夢を見たら、悪を倒すべく拳をふるうんだ。

          Y2Kがあのころ憧れたファッション過ぎて見かける度にブチあがります。

          誕生日がくるたびに、自分の年にびっくりする。 内面が外見に追いつけない。 体感では、26歳くらいで止まってる。 同世代だと思っていた子とカラオケに行って、選曲で年の差を思い知った。 見えないナニカを、おもいっきり目視した。 べつに良いけど。友情に年齢は関係ないけど。 音楽には、時代が反映されがちだ。 その人が一番エネルギッシュだった時代。 子どもと大人のちょうど真ん中、青春とよばれるような時代。 あのころの思い出が、音と一緒によみがえる。 きっとこのタグもそう。 #

          Y2Kがあのころ憧れたファッション過ぎて見かける度にブチあがります。

          こどもたちが、今日を未来へ繋いでくれてる。

          4月25日 気付いたらこどもたち全員とくっついている状態で寝てた。アツい。 まだ四月だっていうのに暑い。シャワー浴びたばっかりなのに、もう汗ダク。 5月3日 次女のおならがやけに臭かった。 しかも音がしないスカシというやつ。いつの間にそんな高度な技術習得したんだ。 5月17日 隠れて食べていたら見つかってしまった。長女大好物の、海苔。さすがの嗅覚。 長女だけだとズルいので、長男にも。 5月23日 鼻歌をうたっていたら、長女にうるさいと怒られてしまった。眠かったらしい。ご

          こどもたちが、今日を未来へ繋いでくれてる。

          宛名も書かずに書いた手紙が、あなたに届けばうれしいのに

          昨日から頭のなかでエンドレスリピートされているものがある。 銀ちゃんのラブレターという曲だ。 こどもの頃に聞いていた記憶があるから、たぶんNHKのみんなのうたか、おかあさんといっしょで流れていたうた。 なんで急に今この曲を思い出したのか、不思議だったのでかんがえてみる。 なんと作詞は、サラダ記念日でおなじみあの俵万智さんだった。知らなかった。 そういえばこの歌詞、どういう意味だろう。 書けないのは、時代背景が関係してたりするのかな。もしかしたらLDとか。 切手を貼っ

          宛名も書かずに書いた手紙が、あなたに届けばうれしいのに

          イガリシノブ展レポ やっぱりイガリさんは私のあかりである話

          大好きな人に会ってきました。 コンプレックスはチャームポイントだと教えてくれた、尊敬するカワイイ人。 イガリシノブさん。 ※展示会終幕につき追記あり メイクは武装だとおもっていた学生時代。ダメな自分は塗りつぶして、別の人間になりたくて。 ウェルカム色素沈着!とか叫びながら文房具のマッキーでアイラインを書いたり、流行りのギラギラ青シャドウを塗りたくって「魚じゃん」と言われたり、目力命すぎて眉と唇は野放しだったり…。 そんな迷走汚化粧時代を経て「もっと自然なメイクをし

          イガリシノブ展レポ やっぱりイガリさんは私のあかりである話

          以前書いたnoteを大幅に修正しました。

          以前書いた記事を、コンテスト用に大幅に編集しなおしました。 ↓こちらが以前の記事 以前の投稿は非公開にしてもいいのですが、いただいたものが嬉しかったし、せっかくだからしばらくこのままにしてみようかな? 去年これを書き上げたときは追体験も苦しくこんがらがってましたが、整理して公開できて、すこし荷が軽くなったような気がしてます。 夢をみる頻度も内容も、変わってきました。 あの人がいなくなったあとも自分の人生は続くなんて、想像したこともなかったな。抜け殻みたい。 自分のため

          以前書いたnoteを大幅に修正しました。

          祖母の介護で、抑圧してた2つの感情と対峙することになった。

          ガン、ガン、ドガン 扉を叩きつける音で、とび起きる。 いま何時だろう。 またロクに眠れなかった。 階段の上から息をひそめて様子をうかがう。 とりあえず、怒鳴り声は聞こえてこない。 真っ暗な夜明け。 彼女との、最初で最後のたたかいの日々。 おばあちゃんが暴れる はじまりは突然やってきた。 祖母が、あばれる。 早朝から深夜まで、激高しながら泣き叫ぶ。 記憶がなくなるから認知症ともいえるけど「せん妄」といった方がわかりやすい。 リミッターが外れたような、八十五歳に

          祖母の介護で、抑圧してた2つの感情と対峙することになった。

          激安価格に飛びつきそうになったとき頭をよぎる、推しのことば。

          物欲がとまらない。 顔面も肌も髪も整えたいし、 いい感じの服もほしい。 スマホケースも新しくしたいし 期間限定セール今日までだし 金欠だけどまぁいっか! でも購入手続きを押すその直前、頭をよぎることばがある。 最高リップ美容液 最高コスメに出会ってしまった。 唇用の美容液、 プロプルのリッププランパー。 唇にのせて、おどろいた。 なんだこの重くてかためのモチャっとしたテクスチャーは。 初めての感覚。膜をはって守ってくれているみたい。 塗布部分が筆状になっているの

          激安価格に飛びつきそうになったとき頭をよぎる、推しのことば。

          それでも、書いていきたい(仕事依頼)

          私になにができるんだろう。 考えて考え抜いてたどり着いたのが、 ことばを書くことでした。 才能なんてありません。 綺麗事だと言う人もいました。 だけど気付けば、ペンを走らせている。 生きるために、書きつづけています。 プロフィール 2004年、心療内科にて高校一年生でうつ病と診断され、今も通院は続いています。 しばらく経ってから家族のおかげで、正式な病名は双極性障害(そううつ病)だと判明しました。 無気力で何日も寝てばかりいるとおもったら、突発的に自殺行為やリ

          それでも、書いていきたい(仕事依頼)

          ねこが好きっていうか、うちの子が好き。

          我が家には、ねこ4匹といぬ1匹がいる。 いぬは10歳のシェトランド・シープドッグ。 元繁殖犬で、うちの子になって一年目だ。 父はシェトランド・シープドッグが特別に好きらしい。 むかし同じ犬種の子を亡くしたときには、軽いペットロスに陥っていた。 そういえば友人にもシェルティー愛好家がいる。 きっとみんなそれぞれに、思い入れがあるのだろう。 私には特別好きな犬種や猫種はない。 うちのねこは元ノラや保護団体出身だし、おそらく全員雑種だろう。 ただ、ちょっとヒイキしてしまう

          ねこが好きっていうか、うちの子が好き。

          生理の話をしてもいいかな?っていうハナシ。

          ドラッグストアやコンビニで生理用品を買うと、紙袋に入れてくれたりする。 デリケートな問題だからという、配慮だ。 経費もかかるだろうに優しいなぁとおもう。 外出先ではナプキンはポーチに入れて、隠すように持っている。 ただ実は生理に対する気恥ずかしさみたいなものを、私は感じない。 紙袋に入れてくれるのはとても有難いけど、むきだし状態でも全然気にならない。 生理の話も、気おくれせずにバンバン出来る。 ポーチに入れるのは、いろんな人がいる手前マナーなのかなって思っているだけ

          生理の話をしてもいいかな?っていうハナシ。

          こどもや孫に、生きづらさを引き継がせないための

          「子どもがかわいくない親なんていない」 「人はだれでも恋をする」 「普通に考えれば、わかるでしょ」 自分にとってのあたりまえを、押し付けてはいけない。 自分にとってのあたりまえが、だれかにとってもあたりまえとは限らない。 気付くまでに、三十年もかかってしまった。 価値観をアップデート、ということばを最近よく耳にする。 価値観は、時代とともに変わるらしい。 というより、無いものにされてきた人々のつらさに、やっと気づきはじめた、とでもいうべきかな。 これまでの人生のな

          こどもや孫に、生きづらさを引き継がせないための