【読了記録】河出文庫 黒死館殺人事件(更新日：2024年1月25日)
はじめに
ここでは、Twitter(現X)に投稿していた、書籍を積んでから読み終わるまでの雑感や感想のメモをまとめています。
作品の高尚な批評やあらすじは含まれていません。
読了した当時の関連ツイートを残すために作成したnoteです。
雑感や感想のメモには、河出文庫 黒死館殺人事件のネタバレが含まれています。
読書メモ
作品タイトル：黒死館殺人事件
レーベル：河出文庫
著者：小栗虫太郎
初版年月日：1976年10月10日
‐‐‐
読了日：2022年11月25日
感想メモ(Twitter/X)
小栗虫太郎著『黒死館殺人事件』（河出文庫刊）
3.黒死館殺人事件
三大奇書の中の一冊。
資料として買った。
たぶん読みきれる自信はない。
しかし、生きている間には読み切りたいか読もうとして挫折したい。
河出文庫 黒死館殺人事件。
三大奇書の中の一冊。
来週から読み始める予定。
元々は資料として買った。
読書の体力がついてきたので、そろそろ読もうと思う。
評判を聞くかぎり、正直……読みきれる自信はない。
『黒死館殺人事件』P16 6行目 まで読んだ。
冒頭の一文でそっとじされそうな理由がわかった。
で、あの……御託はいいので事件の詳細を教えてくれ。
まだ冒頭なのに横文字の引用説明ラッシュなんだが？？？
『黒死館殺人事件』P31 3行目 まで読んだ。
やっと黒死館で起きた殺人の遍歴がわかったが、すぐに『？？？』となる。
『黒死館殺人事件』P37 まで読んだ。
死体が出てきたけど、いまいち死んでる場所と格好のイメージが出来ない。
描写は丁寧なんだが、頭に入ってこんぞ。
『黒死館殺人事件』P55 8行目 まで読んだ。
登場人物達が『成程』と言って納得しあっている様を見つつ、私の頭には『？？？』が浮かぶ。
ただ、ちょっと好きな推理出始めて興味を示しつつも、横文字の暴力にぶん殴られて内容がわずかにしか入ってこんぞ。
『黒死館殺人事件』P83 2行目 まで読んだ。
登場人物達がマニアック知識の論理高速卓球の打ち合いをしているのを眺めている。
ただ、自分が理解できる範囲で簡単に掻い摘んで整理すると、割と好きな要素が滲みでて困惑している。
#読書 #執筆
三大奇書にチャレンジ中で、『ドグラ・マグラ』は完走、『黒死館殺人事件』は読み途中だけれど、それらの要素要素を抽出すると割と刺さるの困惑する。
あらすじをサクッと知るだけよりも、実際に読んで得られるインスピレーションがデカい。
本当に、奇書の名は伊達じゃない……。
『黒死館殺人事件』P97 まで読んだ。
なるほど、わからん。
で、雰囲気で読み進めている。
『黒死館殺人事件』P115 まで読んだ。
息をするように小難しい漢字+ルビの横文字が流れ、わからんことが多いなぁと思いながらもようやく法水さん(探偵)の推理がでて『ふんふん、なるほど』と思ったら、こいつ、梯子外してきよった。キレそう。
あと、熊城君ってキャラがバチバチにキレてるのおもろ。
『黒死館殺人事件』P134 まで読んだ。
法水さんが推理をするたびに真面目に読んで梯子を外される……。
『黒死館殺人事件』P145 まで読んだ。
法水さんが『素人知識で恐縮ですが……(意訳)』みたいなことをいうので、『何言ってんだ、こいつ』と思ったのだった。
#読書
『黒死館殺人事件』を読んでて思ったのは、法水さん(探偵)が色んな学問の知識をペラペラと語りながら事件と結びつけるんだから、それと対等かそれ以上の知識を語れるやつが犯人なんじゃね？とかトリック以前に素朴な疑問が湧いてきたよ、私は。
『黒死館殺人事件』P195 4行目 まで読んだ。
なるほど、わからん。
ただ、P161〜163の書籍名称の列挙がヤバい。
あと、あの時代によくこれだけの知識を収集したなぁとは思う。
『黒死館殺人事件』P208 8行目 まで読んだ。
さらに上がる会話文の内容の難解さ。
『黒死館殺人事件』P225 まで読んだ。
あと少しで半分……。
『黒死館殺人事件』P255 7行目 まで読んだ。
半分近辺ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
『黒死館殺人事件』P270 9行目 まで読んだ。
やっと惨劇起きそうな前振り。
『黒死館殺人事件』P305 8行目 まで読んだ。
惨劇起きた。
もはや文章を流し読み。頭で描写ができない。
全体的にポプ〇ピピック第一期12話の前半黒幕会議みたいなもんなんだよな、この小説。
『黒死館殺人事件』P318 3行目 まで読んだ。
薀蓄の波が大変なことになってる。
『黒死館殺人事件』P335 まで読んだ。
とりあえず、文の途中に挿入される注釈の字の細かさに笑う。
この小説、理解することを放棄しながら読むのがコツ。
『黒死館殺人事件』P353 1行目 まで読んだ。
文章を読んでいるが頭に入ってこない。
『黒死館殺人事件』P408 6行目 まで読んだ。
突然、地の文で読者に話しかけてくる。
あと、ページを捲るペースが上がったのは、脳裏で情景描写を理解することを放棄し、雰囲気をかいつまみながら、文を視線で追い、読み進めることにしたからである。
『黒死館殺人事件』P432 7行目 まで読んだ。
最終章に入り、ゴールが見えてきた。
#読書
もう少しで黒死館殺人事件が読み終わるから、次は軽めのやつを読んでワンクッション挟んでから虚無への供物上下巻チャレンジするか、そのまま勢いで三大奇書読了制覇チャレンジするか悩むな。
『黒死館殺人事件』 読了。
感想→内容はほとんどわからなかったが、謎 の 達 成 感！
『小栗虫太郎『黒死館殺人事件』解説 澁澤龍彦』 読了。
感想→犯人名を載せてるけれども、理由に納得。この小説、犯人名わかってもぶっちゃけ大した問題ではない……。
『文庫解説 本書はあまりにも面白すぎる 細谷正充』 読了。
感想→後半同じ感想抱いた。というか、昭和9年の発表当時これを理解して絶賛できた人間が何人かいたの、もはや奇跡では？ その中の一人は江戸川乱歩だけれども。
『小栗虫太郎略年譜』 読了。
感想→脳溢血で亡くなるまで細かく載ってるのすごいな。
#読了 #小栗虫太郎
河出文庫 黒死館殺人事件
三大奇書の中の一冊を読み終えた。
正直、描写や事件を理解するのは諦め、文体の雰囲気に流されながら読み切った。
ただ、まとめられた知識が手軽に拾えるネットがない昭和9年にこれだけの知識量を詰め込んだ作品書けるのは純粋にすごいし狂気を感じる。
#由槻の感想メモ
黒死館殺人事件
ドグラ・マグラに続いて、読み終わった。
知識量がヤバい、文章を理解できずに雰囲気で読み切ったけれど、世の中にはこれを理解しているらしき人間がいるという狂気。作者の拘りと狂気を感じた作品。
祝：本棚で積読している本ではなくなりました。
祝：三大奇書の中の一冊を攻略。
#読了
三大奇書、無事に読了。
なお、肝心の内容はきっと1割も理解していない。
愚直に読み切ることを優先した。
#小栗虫太郎
河出文庫 黒死館殺人事件
#夢野久作
角川文庫 ドグラ・マグラ(上)/(下)
#中井英夫
講談社文庫 虚無への供物(上)/(下)
#由槻の感想メモ
三大奇書
無事に読了。
なお、内容はほとんど理解していない。
読んでて脳味噌の血管がキレそうになったのは、ドグラ・マグラ上巻と黒死館殺人事件で選べない。
面白かったのは、ドグラ・マグラ下巻。
ブッ刺さったのは虚無への供物下巻とドグラ・マグラ下巻で選べない。
#読書
2022年内に日本三大奇書を3冊とも読了できたのが嬉しかったので纏めました。
#夢野久作
角川文庫 ドグラ・マグラ(上)/(下)
#小栗虫太郎
河出文庫 黒死館殺人事件
#中井英夫
講談社文庫 虚無への供物(上)/(下)
#ブクログブックリスト
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更新履歴
2024年01月23日 新規作成
2024年01月25日 関連情報の追加
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