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青と赤:映画『ゼンブ・オブ・トーキョー』感想
東京とトーキョー東京とは青と赤である。
あまり馴染みはないかもしれないが、東京都の旗は紫色だ。江戸紫からきているカラーリングのそれは、Dos Monosの『アガルタ』で没 a.k.a. NGSが担いだり地面に突き立てたりしている。ちなみにこのMVの監督は三宅唱である。
ここで『アガルタ』について引いてみる。Wikipediaで申し訳ないが。
つまりアガルタとは「ここにはないどこか」であり、あ
夢のような儚さに いつの日にか気づくのでしょうか?:日向坂四期生楽曲『夕陽Dance』感想
はじめに本稿は日向坂46の12枚目シングル『絶対的第六感』に収録されている四期生楽曲『夕陽Dance』の感想を記したものになります。『ブルーベリー&ラズベリー』に始まった四期生楽曲も本作で6作目。センターは渡辺莉奈さんになります。前作の『君はハニーデュー』が日向坂のターニングポイントだったからこそ、『絶対的第六感』はどのような意味合いを持つのか、という点は日向坂全体のマターなので宮崎の記事に措くと
もっとみるそれぞれの"新参者"
はじめに お疲れ様です。ぎんちゃんと申します。今回お誘いいただいた #坂道オタクアドベントカレンダー で12/17公開分のものを担当しています。11月の残業時間がLEAP HIGH!していてもなんとか生きています。アイドルの皆さんありがとうございます。あなた方のお陰でわたしがあります。
さて、本稿は2023/10/27〜12/3の期間に開催された”新参者”(※1)について、ライブ公演に参加した
2023アイドル夏曲ダービー
はじめに 本稿はタイトルの通り2023年にリリースされたアイドル楽曲群のうち、筆者が「夏曲」として捉えられるものを観測範囲内から10曲抽出し、それを順位付けしたものになります。順位そのものというより、本筋は次節で記載するような評価項目に基づいて各楽曲に向き合ったときのポイントの言語化、そしてその言語化過程で気づく楽曲やグループの魅力に触れること、といった側面を主眼にしたいと思っています。正直に言え
もっとみる日向坂4期生試論最終稿:似て非なる愛こそすべてだ:日向坂46四期生おもてなし会
はじめに 本稿は2月11日と12日に行われた日向坂46四期生のおもてなし会の感想という名の感情置き場となっています。これを書き始めたのは2月13日ですけど、余韻がずっと抜けないし魂が幕張に居るような感覚があります。加入してから約半年、様々な経験を12人で乗り越えてきた四期生の皆にとっておもてなし会の光景がどう映ったのか、どんな感情だったのか、などはひとりひとりのブログなどから語られると思いますが、
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