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「蒼生2019」への少し長い編集後記・付
早いもので、「蒼生2019」の完成からもう半年が過ぎようとしています。そしてまた、今年も「蒼生2020」を生み出すための「編集実践2」の履修登録がもうあと1ヶ月ほどで始まる頃です。
「蒼生2019」には、挟み込みという形での編集後記があります。しかし、先日「編集実践2」を取ろうか迷っている、という後輩と話をしたところ、その彼が見た「蒼生2019」には、既に編集後記は失われていたということでした。
「蒼生2019」への少し長い編集後記・まとめ
3月に投稿した「蒼生2019」への少し長い編集後記について、この度若干の加筆と推敲をしました。全部で10ページ+αあります。
読んでください。「蒼生2019」を。
「蒼生2019」への少し長い編集後記・序|文永|note(ノート)https://note.mu/chorusbookworm/n/nf6747a2ca175
序文。
「蒼生2019」への少し長い編集後記・1|文永|note(ノート
「蒼生2019」への少し長い編集後記・9
かくして、「蒼生2019」はこの世に生まれました。様々な瑕を抱えたこの「蒼生2019」ではありますが、序でも述べたように、僕は今こうして存在する「蒼生2019」が、今年度「編集実践2」が生み得た最高の「蒼生」だったと信じ続けます。
とは言え、言いたいことがない訳ではありません。この蒼生をファクト・ベースで読んでもらうための"少し長い編集後記"は、8で終わりました。ここでは、僕は僕の思うことをただ
「蒼生2019」への少し長い編集後記・8
【全体の動き】
3/1
「編集後記は誰が書くのか」「そもそも書くのか」について、全体LINEで議論。条件として、400字程度・3/2〆切が一応提示される。この編集後記については、元の担当教員はもちろん代わった教員も介入していません。詳しくは後述。
3/2
編集後記についての議論が紛糾。紆余曲折の末、本誌上ではなく挟み込みの形で編集後記を作る方針が立つ。
3/3
昼頃入稿。入稿については論
「蒼生2019」への少し長い編集後記・7
これ以降所感を合わせて詳述するとかなり煩雑になるため、事実のみのまとめを先に置きます。前回までのような文章はその後の【詳述】に回します。
【全体の動き】
2/24 全体LINEができる
2/25 元々の校了日だったが、「蒼生」作成が論系室預りとなったことを受けスケジュール再調整となる。論系より再度、担当者変更と今後の方針について一斉メール。トミヤマ先生からも、今後の方針について一斉メールが届く
「蒼生2019」への少し長い編集後記・6
続きから。
2/11。「紙の本」企画で例のボツになったページですが、この日はまだボツになってなかったのでどうにか形にするためにまだ奔走します。結果的にこの日行ったお店でも、ちょっと誌面に載せるには簡潔すぎるまたは冗長すぎるなどのお答えが多く、ボツは決定的になります。無念。
2/12 本特集の方で唯一遅れていたインタビューの文字起こしをなんとか片付けました。今から考えるとなかなかドン引きな遅れ方
「蒼生2019」への少し長い編集後記・5
授業後の流れ、とりあえず2/10くらいまで。
1月授業頃から、授業内外の時間を使って取材やインタビュイーとの交渉を順次進めていました。本特集の僕の企画もヤバめでしたが、学生および先生方の協力により、1月末にはインタビュイーへの依頼と日時の設定が確定させることができています。
1/28 デザイン担当者レクチャー。デザイン担当者は各企画に1-2名配属されています。僕はデザイン担当じゃなかったので
「蒼生2019」への少し長い編集後記・4
まず、15回終了時点での状況をまとめます。
〈動いている企画〉
・本特集「あなたとして生きる」
・自主企画「文学とハラスメント」
・自主企画「紙の本を守る戦い」
・公募作品募集
全ての履修生は、本特集内の企画(巻頭著名人インタビュー、「学生兼○○」、「あなたの未来」、「人生に疲れたら」、「キラキラドリーム卒業文集」の5つ)に割り振られています。割り振りはデスク・編集・デザイン・校閲・ライターが各
「蒼生2019」への少し長い編集後記・3
第11回から第15回。
第11回は引き続き本特集内の各企画班による会議、依頼状作成指導などと、「紙の本」企画のプレゼン。僕も紙の本が好きだったのと、デスクの職が実務少なそうだったので、この「紙の本」企画に参加させて頂くことにしました。
デザイン担当の奥定先生も参加して、本格的に「蒼生」が動き始めます。自主企画の練り上げには、市川先生北原先生のほか、堀江先生も積極的に参加して頂けました。
第12回
「蒼生2019」への少し長い編集後記・2
6~15回まで一気に書こうと思ったのですが長くなったので10回まで。
第6回も模擬特集です。一応発表ということになっていました。11/3は文化の日および学祭だったので11/10です。この日、それまではあくまで「模擬」ということだった模擬特集を、実際の「蒼生」に載せられるようにはからうと先生方から言われ、そのためにもう一度練り直して来週改めて発表すると通達されています。
これはある意味二度手間なの
「蒼生2019」への少し長い編集後記・1
とは言え、僕にはすべてを概説的にまとめられるほどの筆力もないので、一つずつ順を追って説明していくことにします。「編集実践2」は文芸ジャーナリズム論系内の演習授業です。2年生から4年生までの文芸ジャーナリズム論系生が優先的に取ることができ、他の論系生でも2~4年生かつ定員に余裕があれば取ることができます。なので、笙野先生のご寄稿冒頭にある「卒業記念的な雑誌」という訳ではありません。そもそも僕もまだ(
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