見出し画像

3,000人以上の学生を見てわかった、成長する人が共通して持っている「素直さ」について

みなさんこんにちは。
株式会社ベーシックで新卒採用を担当している鈴木と申します(大半の人には「ちょるる」と呼ばれています)。

初めての方もいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介をさせていただきます。私は学生時代に、塾講師や人材事業の立ち上げ、就活支援を行っていました。

そして2016年4月に新卒としてベーシックに入社し、丸3年半新卒採用を担当しております。

入社以来、毎日のように学生とコミュニケーションを取っており、学生時代を含めると、これまでにお会いした学生さんは3,000人以上。本当に色々な人に出会ってきました。

そんな人たちの中には、すでに企業で活躍して昇進をし、現在楽しく社会人生活を送っている人もいますし、そうでない人もいます。

ふと疑問に思ったことが一つ、「社会人になってどんどん成長し、活躍している人が持っているものは何だろう」ということです。

タイトルでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、それは後に「素直さ」であるということがわかりました。今回はそんな「素直さ」について、僕なりにお伝えできればと思います。

素直さ=受け入れる力×自らを変化させる力

素直さとは何か。それは受け入れる力と自ら変化する力の掛け合わせだと思っています。受け入れるというのは、「人に言われたことを受け入れる」「時代の移り変わりを受け入れる」ということです。

自ら変化する力というのは、「人に言われたこと、時代の移り変わりを受け入れ、それらに合わせて自らを変化させることができる力」のことを指します。よく素直というと鵜呑みにすることと混同されがちですが、2つの違いは自ら変化させることができるかどうかにあります。

素直になることで、できることを増やす(成長する)ことができる

ここでは、成長を「できることを増やすこと」と定義します。素直な人は、これまで自分がやってこなかったこと、できるかどうかわからないことでも、自分を変化させ、チャレンジをします。そうすることで、自分ができることを増やす(成長する)ことができます。

素直と成長の関係性

(素直さと成長の関係のイメージ)

素直になれず、人の意見を聞かない人は、自分が今できることの中で考えることができる行動をすることが多く、自分のできることが増えにくい、ということは容易に想像できるのではないでしょうか。

素直と成長の関係性 (1)

僕は、学生の時から「自分はできる」「自分は優れている」と思っていましたし、その自尊心を守るために積極的に課外活動をして、自分を高めていました(今思い出すと恥ずかしい)。

そんなプライド高めのまま、社会人になりましたが、先輩や上司の言うことを聞かない僕は、あまり成果を出すことができませんでした。一方、当時、大したことないと思っていた友人や知人、同期はどんどん成長し、成果を出していきました。

なぜ自分が成果を出すことができないのかわからず、それでも自分は成果を出せるんだと過信して進み続け、気が付くと年下の人たちも社会人になり、活躍していました。

MVPを取る人、ある会社で最年少マネージャーになる人をたくさん見ました。起業したり長期インターンで社会人ばりの成長を見せたりする学生もたくさん見てきました。

彼らに共通していたのは、人の教えやアドバイスを信じてやってみる素直さでした。

どのようにすれば素直になることができるのか

騙されたと思って、人の言う通りにやってみる。これに尽きると思います。やっていると、いかに素直になることが成長への近道なのだということが体感できるようになると思います。

僕も確かに、最初は「自分でやった方が、きっとうまくいくに違いない」と思い込んでいた時期があり、今振り返ると「もっとスムーズに取り込めたことが多かった」と感じる機会が少なくありません。

我流でやっていると思い込んでいた手法が、実は過去に先輩から言われていた内容と気づくようになったこと。先輩から言わたことを試してみたら、自分だけの頭で考えるよりも、断然スピーディかつ筋良く仕事がまわり始めるケースが増えたこと。

こうした、素直に受け入れる心を持つことで、遠回りせずに仕事が捗った機会が増えたため、「人の意見を素直に聞いてみよう」と思い始めるようになりました。

人事という仕事においては、面談における話し方、メールの送り方などを、とにかく徹底的に人から言われた通りに取り組むことが大切でした。

先輩の話し方やメール文を見て、それと同じように取り組むことを地道に繰り返す。真似ができるように、時間を見ては練習をしたり、フィードバックをもらったりする。その繰り返しにより、次第に成果がついてくるようになりました。

今考えると、先人が時間をかけて見つけた100点回答を、そのまま使わせてもらえる環境に身を置けるということは、とてもラッキーであったと思います。

言われたことを素直に受け入れ実践してみること、真似してみることにより、自分の成長を実感する機会も増え、やってきたことに手応えを感じるようになりました。

その結果、不必要なプライドを捨てることができ、いろんなことを真似したり、できない時はやり方を教えて欲しいと、自然と人へお願いができるようになりました。

そうした繰り返しにより自分に期待してくれる人も増えたからか、今では新卒採用だけでなく、社内報プロジェクトやリファラル採用プロジェクト、ピープルアナリティクスの担当に携わるチャンスをいただき、社外においてもコンサルティングやライティングのお仕事をもらえるようになりました。

自分としては遠回りをしましたが、「素直であること=成長に繋がる」ということの意味を、今こそ身を以て感じています。これからも、歳をとっても素直であり続けたいと思っています。

素直さの重要性に関しては、ベーシック代表の秋山が「守破離」という言葉を使って説明をしているので、ご一読ください。

素直な人と一緒に進んでいきたい

ベーシックには素直な人がたくさんいます。新卒1年目が提案したことを、経営陣がすぐ実行する、なんてことも日常茶飯事です。

「素直さだけが取り柄です!」という人がいますが、素直さは、今まで述べてきたとおり、何よりも武器になると思います。

素直な人が集まる組織は、素早く組織の一員として必要なチカラを身に付けることができるため、個人としても、そして所属するチームとしても、それぞれの成長幅を大きくストレッチさせてくれる存在になると思います。僕はそんな人と一緒に仕事がしたい。

もしこの記事を読んで、「自分は素直だ」と思う人は、ぜひ採用ページをご覧いただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?