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独自性をアピールするには?-チョップ通信Vol.23

難しい話やで。(ややこしい話かも?)

理事長と広報の方針的なお話をしましたよ。
チョップは今までの経験から、
「ターゲットを明確にして、その属性に刺さるものを選んで伝える」
使えるものなら(持っているものなら)何でも使うって感じの戦略を取りがちです。
雑にいうと、「属性が同じ人を大勢を集めて、全員に『どうですか?』って聞いていく」みたいなことをする的な?

理事長的には、
「りょうき歯科の独自性・オリジナリティのみを伝えれば良い」という方針でした。
ピンポイントで「合っている人・同意する人のみを集める」って感じですね。
伝わる人にだけ伝われば良いといったニュアンスでしょうか。
昨今の広告業界ではあんまり取られない戦略です。

良く言えば「尖っている」って感じですかね?
他の情報を削ぎ落とし、特に良いところ・他と比べて優れているところ・他にないものを全面に押し出す。
1つの戦略としてはアリかなと思いますが、期待できる効果を考えると踏み切れないことが多いですね。
(その独自性が世に広く求められているなら、かなり良い戦略とは思います。)

専門性や独自性をアピールするのは伝え方を誤れば成果を得られない。
かなり人を選ぶ戦略ではあるので
「反応がありそうなターゲットに向けてその人が欲しい情報を伝える」といった、セオリー通りの手法とは同じ土俵に立ってないって感じですね。

とはいえ、成功している場合もあります。
理事長には、「インプラント治療は絶対に院長が施術します」と言い切っている歯科医院があるという例を挙げていただきました。

「絶対に」って広告では、あんまり使いたくない言葉です。
「絶対」を保証するのは、なかなかに難しいです。

インプラント治療の中でも埋入のみを院長先生が担当し、その他の工程には関わらない。らしいです。
そうすることで、埋入本数の実績も伸びるし技術的にもやった分だけ技術も上達する。(元々技術的にはトップクラスの人がさらに)
インプラント治療の核となる部分のみを施術し、専門性を極めていくことが可能です。

その医院では、院長以外はインプラント施術を経験できないので歯科医師が集まらない
と思いきや、その技術を見て学ぶために集まるレベルなのでその心配すらない程だそうです。
問題点は「その医院でインプラント施術をした経験のある」後継者が生まれないというところくらい。。。

という風に、かなりハイレベルな専門性があればここまでのことを独自性としてアピールすることが可能です。

りょうき歯科では、

「歯科医を教える歯科医」が在籍しているという点が患者さんに対する独自性です。
治療に対する信頼性、安心などを担保できそうです。
ここを「歯科医を教える歯科医が絶対に治療します」とは言えませんが。

とはいえ、
ただ先輩が後輩に教えるという意味ではなく、外部の講師やセミナーで実際に指導している「学術指導者」であるところ、
全患者さんの治療計画は確実に院長(歯科医を教える歯科医)がチェックする、
矯正治療にも専門性が高く、勉強会のインストラクターをしている先生が在籍している

などの、「歯科医を教える歯科医」をアピールできるところはいくつかあります。

また、スタッフの働く環境・院の特徴としては、
週休2日/3日を選択できたり、院内にアートがあったりと他の歯科医院にないものがいくつかあります。

現状は、これらの範囲を「良い」と思ってくれる人に対し「刺さる」広告を作っていきます。

トップが示した方針であるなら、今後はこれらのレベルを上げたり、内容を深掘りしていくといったことが大切になるかなと思います。

ブランディング的な側面と言えますね。
まずは、患者さんに「歯科医を教える歯科医」がいることをもっとアピールするにはどうすれば良いか皆で考えましょう。

ATOGAKI


広報ミーティングの議事録から抜粋

無茶振りやで。
SNSを1つの作品にするって意識を持つ必要があるんやて。
細川チョップさんはアーティストじゃないのよ。
あれやろ?

こんなんとか?

これ引きで見たらオシャレかもやけど一個一個の投稿意味分からんやん。

デザインの中でもUI/UXとかの方が好きやねん。
意外と理論派やねん。
アーティストってのは自己中心的に自分の表現したいものを表現するのであって、チョップが普段やってる「こういう効果があるからこう配置する」とか「人間はこういう風にモノを見るはずやから」とかいう理論的なものが入った時点でアートではないと思ってしまいます。

ほんでこの「アート化」ってのが話の流れ的に「視覚的に見てすごいやつ」みたいな感じやってん。

さっき書いた「自己中心的に自分の表現したいものを表現する」場合チョップは今やってる「文章化する」という手法が一番好きです。

なんで「アート化」はだいぶキツいっすよ。
ただ、書いてたら見えてきたかも。
「視覚的に見てすごい」かは微妙。ここは工夫しなあかんかも。
ゆるゆる進めていきます。。。
スタッフの皆さんにはお手伝いお願いするかも。

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