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みなさん、肩関節って知っていますか?

こんにちは〜ちょんまる です!

今回は肩関節についてお話ししていこうと思います!

一般の方が想像する肩関節といえば、なんとなく肩の部分をいうと思いますが、実はそんな単純な関節ではありません。


トレーナーの方であれば当然ご存知だとは思いますが、おさらい程度にお付き合いください!


それではいきましょう!





肩関節の動き

屈曲・伸展

外転・内転

外旋・内旋

水平内転・水平外転




肩関節の種類

肩関節と一括りに言っても、実は5つの関節があります。


1.肩甲上腕関節
肩甲骨–上腕骨
で連結しています。
この関節がいわゆる肩関節と呼ばれる関節です。具体的にいうと、肩甲骨の関節窩と上腕骨の上腕骨頭が連結する部分です。
この関節は球関節で3次元の多方向に動く反面、結合が緩く脱臼しやすい関節です。
肩甲上腕関節は結合が緩いため、関節包の一部が肥厚して関節上腕靭帯となり、補強しています。
関節上部にも烏口上腕靭帯が張り、肩甲骨と上腕骨を引きつけています。

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2.肩峰下関節(第2肩関節)
肩峰–肩峰下滑液包・棘上筋–上腕骨で構成される関節です。肩峰と上腕骨の間でクッションの役割を果たす肩峰下滑液包のことを言います。
滑液包とは、関節や腱の周囲で滑液や粘液を貯蓄する袋状の滑膜です。
腕をあげる時に、肩峰下滑液包が肩峰と上腕骨の間に滑りこみ、クッションの役割をすることで肩関節のスムーズな動きに貢献します。

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3.肩鎖関節
肩甲骨-鎖骨
で連結しています。
鎖骨の肩峰端と肩甲骨の肩峰が連結する、可動域が小さい平面関節です。
鎖骨の肩峰端と肩峰の間には肩鎖靭帯というものがあります。
これは肩鎖関節の関節包前面が厚くなって肩鎖関節となり、関節包を補強しています。
肩鎖関節は胸鎖関節と連動し、肩甲上腕リズムに大きく関わります。

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4.胸鎖関節
胸骨-鎖骨で連結しています。
胸骨の鎖骨切痕と鎖骨の胸骨端が連結する鞍関節です。
体幹と上肢をつなぐ唯一の関節で、体幹と肩、腕を連動させる重要な役割を持ちます。
この関節は広い可動域を持ちます。
前・後胸鎖靭帯が胸鎖関節を前と後ろから補強し、肋鎖靭帯が鎖骨と第1肋骨(および肋軟骨)を引きつけて固定しています。
ちなみに、胸鎖靭帯は前胸鎖靭帯の方が強いとされています。

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5.肩甲胸郭関節
肩甲骨-胸郭
で連結しています。
胸郭背面と肩甲骨前面が対面肩甲胸郭関節の動きは、肩甲骨の動きであり、肩関節の土台となります。
肩甲骨は胸郭と靭帯や関節包で連結しておらず、筋肉や鎖骨を介して連結しているため、肩甲骨と胸鎖関節および肩鎖関節は常に連動します。

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