ちょうさん

卓球クラブを運営し、小中高生を指導して40年になります。 2019年に日本スポーツ協会…

ちょうさん

卓球クラブを運営し、小中高生を指導して40年になります。 2019年に日本スポーツ協会、日本卓球協会のライセンス、コーチ3の講習を受け 2020年登録に至りました。 スポーツメンタルやコーチングを学び指導に役立てていきます。

最近の記事

【守る】

ラジオのFM放送で、女優の木村多江さんの朗読する番組 「Sound Library~世界にひとつだけの本~」 がある。 主人公で旅行会社勤務の月原加奈子役で木村さんが話すドラマである。 木村多江さんの喋りが何とも心地良い。 毎週物語は違っていて、少し前に“春の卓球”というのがあった。 私も卓球をやっているので引き込まれて聴いた。 月原加奈子は 転勤の決まった錦織支店長に残業が終わった後食事をごちそうになり その後卓球の試合を申し込まれる 実は以前に

    • 人生の扉

      春がまた来るたび ひとつ年を重ね 目に映る景色も 少しづつ変わるよ 3月24日にまた年を重ね、67歳になった 昨年のブログは「感謝」だった 今年もSNSも含めて沢山の方からお祝いのメッセージを いただき感謝している 家内は、コマーシャルで見たグラス付きの 高級ビールを予定していたらしいが、辞退して 格安発泡酒を大量に買ってもらった 息子(次男)も、今夜食事を奢ってくれるらしく それぞれに感謝したい 昨夜NHKのテレビ「SONGS]は今までの名シーンを 一挙に流す特別

      • 【ロコ・ソラーレ】

        間もなく冬季北京オリンピックが開催される。 「ロコ・ソラーレ」 今や国民のほとんどの人がその名前を知っているのではないか。 前回大会の平昌オリンピックで銅メダルを獲得し、北京オリンピックにも 出場するカーリングの日本代表チームである。 その名の由来は「ローカル」と、「常呂っ子」から「ロコ」+イタリア語 で太陽を意味する「ソラーレ」。常呂っ子は、北海道北見市常呂町から。 * NHKの番組、サンデースポーツを見た。 その中で、相葉雅紀の「AI BUZZ」というコーナーがあり ロコ

        • 「〇〇大学に合格しました!」

          「〇〇大学に合格しました」 〝ライン〟の文字がはねているように感じた。 私は小中学生を中心とした卓球クラブを運営していて、 彼女、N條結子は小6から中3まで練習に来ていた。 中学では地区で最高がベスト4。 飛びぬけて強いというほどではなかったが、 とにかく卓球が好きで、まじめにほとんど休みなく 取り組んでいた。 高校受験は進学校を合格できなかった。 そして特待生でもなく全国大会常連の私立高の卓球部に 入部した。 彼女にとってのいろいろなハードル、壁、人間関係などの 悩

          【感謝が増える】

          久しぶりに恩師宅を訪問した。 〝H谷川先生〟中学の校長であった。 請われてスポーツ関連の役職を務められたがこの春退かれ 今は学校関係の相談役的な仕事と、もっぱらボランティアを しているということだった。 ご自宅の近くに公園がある。 広い公園にその日の分の線を引いて、 春から秋にかけて一人でこの公園の除草をしたそうだ。 「いろんな草がある。背丈はあっても根っこが小さいのは  見かけだけだなとか、背丈はなくてもしっかり根を張って  たいしたもんだとか、勝手に思いながらむしっ

          【感謝が増える】

          【コミュニケーション】

          仕事上でもスポーツの場でも家庭でもコミュニケーションは大切。 * 昔、「話芸の神様」と呼ばれた徳川夢声(俳優・弁士・作家・漫談家)が 1894~1971 著書『話術』の中に「座談15戒」という話の極意を書き留めている。 ・一人で喋るなかれ(一方的に話さないこと) ・黙り石となるなかれ(意見を言わないことや無視したりしない) ・反り返るなかれ(上から目線ということ) ・法螺吹きたるなかれ(自慢話は聞きたくないもの) ・反対居士たるなかれ(何でも否定から入る) 等々

          【コミュニケーション】

          中秋の名月

          「奥の細道」の俳人、松尾芭蕉は、門人たちと月見の宴を催すために 十五夜に合わせて故郷の伊賀に帰っている。 奥の細道の多くの句は山形の地で詠まれていて、尾花沢市には 「芭蕉清風歴史記念館」などもあり縁が深い。 そこを訪れたときに、今は亡き漫画家の矢口高雄さんの書いた、 マンガ日本の古典「奥の細道」が眼についたので購入した。 * 芭蕉に限らず昔の人は、中秋の名月を格段の楽しみにしていたらしい。 今年、令和3年の中秋は9月21日だが、旧暦で秋は7月から9月を指し そのちょ

          中秋の名月

          【父について】

          箪笥を整理していて古い封筒に入った父の名簿を見つけた。 「舞志水同年兵平十月会名簿」とある。 これは昭和19年10月に、父が入団した海軍の舞鶴平海兵団 の同年兵が、戦後42年経って集まった時のものだ。 父は、昭和2年の生まれだから17歳で入団したことになる。 終戦の1年足らず前だから戦局は思わしくなく、志願とあるが 召集されたものと思う。 見開きのあいさつ文にこうある * 『私達は分隊教班が違ても舞鶴平会兵団に入団した同年兵であります。 年令は14才から18才ま

          【父について】

          マスターズ優勝おめでとう!!

          「強い気持ちを持つこと 耐えること 迷いをなくすこと 諦めないこと 仲間を信じ、自分を信じること」 野村證券のCMでプロゴルファーの松山英樹選手が 話している言葉だ。 そのあとナレーターがこう続ける。 「成し遂げたいことがあるから自分を磨き続ける」 松山英樹選手が、ゴルフの4大メジャー選手権である マスターズトーナメントで初優勝し、日本人として またアジア人としても初の快挙を成し遂げた。 競技が何であるかにかかわらず、日本選手が世界で 戦っている姿を見ると、まるで我

          マスターズ優勝おめでとう!!

          感動した!

          感動した。 いや 感動を超える感動をした。 競泳の池江璃花子選手が、日本選手権100mバタフライで 優勝し、東京五輪のメドレーリレーの代表に内定した。 凄い!! 最近の若者たちの会話の中で〝すごい〟という言葉が まるで接続詞のように使われているのに違和感を覚えるが、 君こそ凄い、そして美しい。 * 昨年7月に、池江選手がやっとプールに戻ってきたとき、 彼女についてのブログを投稿した。 その時、彼女がある番組で話した言葉を載せた。 「よくそんなことできたなと、今

          感動した!

          【五匹の鬼】

          『鬼滅の刃』が昨年、記録的な大ヒットを成し遂げた。 コミックは見ていないが、映画だけは鑑賞し娯楽としてだけではなく 教えられ、感じ入るところも多々あった。 桃太郎や一寸法師など、昔から童話などで鬼は欠かせない、 悪しきものの代表的存在である。 * さて「鬼」とは一体なんだろう。 仏教でいうところでは、五蓋(ごがい) 「心に棲む五匹の鬼」といっている。 貪(とん) 瞋(じん) 掉挙(じょうこ) 惛沈(こんじん) 疑(ぎ) の五つ 貪(とん)これは、「あるが上

          【五匹の鬼】

          【不機嫌なとき】

          あなたが不機嫌である時、 いい仕事ができるだろうか。 勉強に集中できるだろうか。 スポーツで、いい練習やいい試合が できるだろうか。 どんなことでも、心の状態が整っていなければ、 パフォーマンスは下がるはず。 強く集中できているとき、能力を存分に発揮できたとき、 いい人間関係ができたときのことを振り返ってみると、 心が整っていることがわかるはず。 心ほどパフォーマンスに影響を与えるものはないのだが、 私たちはなかなか心の大切さに気づくことができない。 その理由は

          【不機嫌なとき】

          【感謝】

          今年もまた齢を重ねた。 20代の頃、吉田拓郎に 「今はまだ人生を語らず」という唄があった。 会社の寮で仲間のギターでがんがん歌った 記憶がある。 齢60も過ぎ70に近い方に入ると そろそろ人生を語っても良いのではと思ったりしている。 * 今日、SNSで多数の方よりお祝いのメッセージを 頂いた。 まだお会いしたこともない方からのコメントを頂き 恐縮しながらも嬉しく思う。 その中でタイムラインのバースデーカードで、 お祝いのメッセージとともに身に余るお褒めの言

          【卒業式】

          「こんにちは、お久しぶりです」 受付で在校生の女の子から案内され、 小ホールのロビーの椅子に座っていると、 A井君が歩み寄ってきた。 直接会ったのはほぼ3年ぶり。 昨日は彼の、高校の卒業式だった。 A井君は、中学1年の時に友達と一緒に私の卓球クラブに 入会し中3の夏まで所属していた。 中学では体調の影響もあり、休みがちになったこともあった。 だけども卓球は大好きで、出来るだけ部活も、クラブも 頑張っていた。 その甲斐ありレギュラーにも選ばれ、団体戦で東北大会にも

          【適応力】

          自分の目標を達成できる人と、なかなか出来ない人 の違い。 仕事、勉強、スポーツなどで自分の力を最大限に発揮 する人、自己実現をしている人、良い人間関係を築いて いる人には共通点があります。 その共通点とは、一体何なのか? それは「適応力がある」ということ。 以前は根性や気合で頑張っている人が活躍していた。 頑張ることは良いことなのだが、それ以上に今は、 「適応できる」ことが重視されている。 状況や環境に適応していくためには、心の状態を整える ことが大切な条件に

          【「色眼鏡」を外す】

          【色眼鏡を外す】 色眼鏡を外す、または変える。 小中学生の頃、答えが赤い字で書いてある問題を解くとき 答えを見えないようにするため、厚紙で作られたフレームに 赤色のセロハンメガネで解いてから、そのメガネを外すと 答えが見えるというのがあった。(いまもあるのかな?) ★ ★ ★ ★ ★ ★ 人間関係においても、色眼鏡(思い込み、先入観) でその人を見ていると見誤ることが多い。 〝先入観〟これほどあてにならないものはない。 仕事で初めて会う予定の相手の情報を、 「あの

          【「色眼鏡」を外す】