感動した!
感動した。 いや
感動を超える感動をした。
競泳の池江璃花子選手が、日本選手権100mバタフライで
優勝し、東京五輪のメドレーリレーの代表に内定した。
凄い!!
最近の若者たちの会話の中で〝すごい〟という言葉が
まるで接続詞のように使われているのに違和感を覚えるが、
君こそ凄い、そして美しい。
*
昨年7月に、池江選手がやっとプールに戻ってきたとき、
彼女についてのブログを投稿した。
その時、彼女がある番組で話した言葉を載せた。
「よくそんなことできたなと、今は思う。『もう元には戻らないかも』
という気持ちもあるけれど、病気の方たちに『ここまで強くなれる』
と知ってもらいたい。中途半端なまま水泳を終わらせたくない」
まさに有言実行である。
優勝し歓喜と感慨が綯い交ぜになりながらのインタビューで
「努力は必ず報われるんだなと思った」と語った。
今の池江選手が言うから納得できるが、
本当は人それぞれの目標は達成できない(報われない)努力の方が
多いのではと思っている。
療養中こう話している。
「10倍も、100倍も、1000倍も大変です」
並大抵の「努力」ではなかったのだと思う。
「勇気を与える」「元気をもらう」という言葉が空疎な響きに
感じることもある今日だが、彼女のこの度の快挙には、
たくさんの方が、勇気も元気もパワーももらったことだろう。
以前のブログに書いたことをもう一度載せたい。
他人(ひと)のために、誰かのために頑張れる人は強くなれる。
メダルや順位はともかく
強くて優しい池江選手がプール(競技の)に戻って来たら
たぶんそれだけで涙腺がゆるむ。
確かに涙腺はゆるんだ。
*
今朝の新聞の広告欄に彼女の言葉が掲載されていたので
紹介したい。
「今のこの瞬間を
どう生きるか、どう大切にしていくかっていうのも、
自分の人生において、
誰の人生においても、
大切なことだなっていうふうに思っています」
池江璃花子、若干20歳、〝第2の水泳人生〟
今後益々の活躍に期待したい。
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