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【ロコ・ソラーレ】

間もなく冬季北京オリンピックが開催される。
「ロコ・ソラーレ」
今や国民のほとんどの人がその名前を知っているのではないか。
前回大会の平昌オリンピックで銅メダルを獲得し、北京オリンピックにも
出場するカーリングの日本代表チームである。
その名の由来は「ローカル」と、「常呂っ子」から「ロコ」+イタリア語
で太陽を意味する「ソラーレ」。常呂っ子は、北海道北見市常呂町から。

NHKの番組、サンデースポーツを見た。
その中で、相葉雅紀の「AI BUZZ」というコーナーがあり
ロコ・ソラーレの選手とのオンライン対談だった。
北京オリンピックの日本代表決定戦が昨年9月に北海道銀行との間で
行われた時のことを取り上げていた。
5名の選手とそれぞれ対談したが、その中で
吉田知那美選手の話が特に印象に残った。

3戦先勝の一騎打ちでロコ・ソラーレは
絶体絶命の2連敗と追い込まれていた。

相葉

「北海道銀行との戦いで2連敗した時はどういう気持ちだったのですか、3戦目は?」

吉田

「3戦目の氷の上では映像でも残っているかもしれないですけれども
その大会史上1番いい笑顔で氷の上に乗っていたと思う。
それは本当に心から楽しかったというよりは、
みんなそれぞれに〝こういう選手になりたい〟という姿で氷の上にいた。
態度が結果を引き寄せたのかなと今は思っています」。

相葉

「あえてそうしたのですか?」

吉田

「そうするしかなかった」
「勝つか負けるかはコントロールできないが、
大会が終わったあとに
〝どんな試合がしたかったか〟とか
〝どんな選手でいたかったか〟は
コントロールできる。
そういう部分ではなりたい自分でいたかった。
なりたい選手とチームでいたかった」

ロコ・ソラーレは笑顔が良く似合う。
他のメンバーも同じ気持ちだったに違いない。
笑顔の裏には強いメンタルを持ち合わせているのだろう。

ロコ・ソラーレ2

北京オリンピックでも笑顔の活躍を祈っている。


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