子供への「注意」より「ありがとう」をたくさん伝えると変わる関係
今日は、
「ありがとう」を見つけることで変化したことについてお話しようと思います!
親子関係でも、
夫婦関係でも、
職場関係でも、
対人関係がある場面でどれだけ「ありがとう」を見つけられるのか?
「ありがとう」を見つけて伝えることはできているのか?
伝えるとどうなるのか?
そんなことを実践して思ったことをまとめています(^○^)
あなたは一日で「ありがとう」を何回見つけていますか?(^O^)
そんなことを考えながらお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは、よろしくお願いします!
小4息子へ「ありがとう」をいうチャンスを探しまくる
最近あった出来事を振り返ってみて、
改めて思うことがありました。
ここ最近、
小四の長男との関係性が自分の中でイマイチだなと思っていて、
自分自身が反省するところは無いのか?
できる事は何があるだろうと考えていました。
特に最近、
自分の心に余裕がなかったので、
息子たちに対するリアクションがあまり良くなかったなと思います(⌒-⌒; )
自分の行動を変えなければ…
そう思いながら、
その時に読んでいた本の内容がとても心に響きました。
相手に対して「ありがとう」を見つけて伝える
注意する事よりも「ありがとう」をたくさん見つける
余裕のなかった私は、
知らず知らずのうちに「ジャッジのメガネ」をかけていることに気づきました(⌒-⌒; )
人間は、どうしてもジャッジしてしまう生き物です。
本当に意識して気をつけていないと、
ついつい、いろんな事柄に対して、
「良い」「悪い」「べきだ」と、
自分のジャッジのメガネをかけながら判断してしまいます。
だめだとわかっていても、
やはりそっちよりに自分の意識が傾いてしまうこともあるんですよね(汗)
当然、
息子との関係性も、
自分の理想から離れてしまいます。
子供といつもよりも言い合いになりやすかったり、
トラブルになりやすい時、
ついつい相手の非を探してしまいますが、
これが大間違いなんですよね(⌒-⌒; )
アドラー心理学で言うと、
まさにこれは権力争い突入の状態です。
私は別に子供に勝ちたいわけじゃありません(⌒-⌒; )
私が思う理想の関係は、
上下関係ではなく、
横の関係性です。
そういう良くない関係性になっている時は、
相手に原因を見るのではなく、
自分の対応で改めることがないのか?
をまず考えてみることが大事だなと、
アドラー心理学を学んで痛感しているところです。
とにかく、
自分がそっちのほうに傾いてしまっていたことを反省し、
行動を改めることにしました。
そこで「ありがとうなこと」を見つけることを意識して、
さらに、
その気持ちを伝えることをしていきました。
珍しくないことに「ありがとう」
「ありがとう」を言おうと思ったら、
何か特別なことを見つけないといけない気になりますが、
そんな事はしなくてもいいんですよね。
私が見つけて伝えた事はこんな感じです。
習い事のあと彼らに対し、
「頑張ってる姿を見れて、とても勇気が出たよ。ママも頑張ろうと思った。ありがとう」
靴を揃えてくれたり、ご飯を食べてくれたりした後、
「靴揃えてくれてありがとう、とても玄関がきれいになって気持ちいいよ」
「ご飯を食べてくれてありがとう。一生懸命作ったから嬉しいよ」
部屋を片付けてくれたときには(おもちゃなど)、
「これでパパが仕事から帰ったとき、気持ちよくお部屋に入れるね。ママも気分がいいよ。ありがとう」
何か面白い行動をしてきてくれたとき、
「いつも本当に元気だよね。ママも元気になる。ありがとう」
とまぁ、
こんな感じで、
いつも当たり前のようにしてくれていることに対して「ありがとう」と伝えるようにしました。
ただ「ありがとう」と言うだけではなくて、
伝え方も少し考えて伝えました。
あと行為自体を「褒める」ことはしないように気をつけました。
褒めることは、
褒め方を間違えると「褒められる事自体」が目的になってしまって、
純粋に楽しんでやっていたことがそうじゃなくなってしまう可能性があります。
(内発的動機が外発的動機に変わってしまうんですよね)
子育ての目的は、
「子供が親に褒められるように動いてくれて、言うことを聞いてくれるように育てる事」ではありませんもんね(⌒-⌒; )
なので、
本当に「褒める」ことを何も考えずにたくさんしてしまわないように、
気をつけないといけないなと思います(⌒-⌒; )
些細なことをどのように「ありがとう」と伝えるのか?を考え始めると、
結構楽しくなってくるんです(笑)
お願いする時は「命令」にならないように
些細なことでどのように「ありがとう」を伝えるのか。
言葉の選び方、
そして言い方、
相手への伝わり方を考えると、
いろんな伝え方があるなと思います。
いつもだったら注意しているようなことでも、
考え方を変えると「ありがとう」に変わることだってあるんですよね。
もしくは、
注意することがあっても、
最後に「ありがとう」で締めくくると、
やっぱり相手の伝わり方は違うようです。
つい先日も、
門限時間よりも遅く帰ってきた長男に対して、
いつもだったら「門限は○○時だよね?」と注意で終わっているところでしたが、
これもまた言い方を改めるようにしてみました。
「門限は○○時だからその時間に帰ってきてくれたら嬉しいな(ここは注意として伝える)。遅いと心配になるしね。でも、それでもちゃんと帰ってきてくれてよかった。ありがとう。」
とこんな感じで、
注意だけで終わらずに最後はありがとうで締めくくるようにしました。
すると長男も素直に「うん、ごめんね」と謝ってくれました。
ここで私が、
正論だけを言って、
長男に対し逃げ場をなくすような言い方で言っていたら、
まさにアドラー心理学で言う権力争いに突入し、
どちらが正しい、どちらが悪くない、
といった言い合いになりかねません。
長男の態度だってもっと反抗的だったかもしれません。
伝え方ってとっても大切だなと、
本当に改めて思いました。
そして何より、
「ありがとう」で締めくくっていると、
私自身もやっぱり気分がいいんですよね。
そして本当に「ありがとうだな」と改めて思えるんです。
なので改めて伝え方というのは大事ということを痛感しましたし、
それ以外でも子供たちに対して、
注意してほしいことやお願いしたい時に「言い方」にも気をつけるようになりました。
「○○してくれたら嬉しいな」
「○○してくれてありがとう、とても助かるよ」
「○○してくれませんか?」
といった感じで、
お願いベースで伝えるように意識しました。
アドラー心理学を学んでいて「そうなの?」と思った事は、
「○○してください」も命令系になっちゃうってことなんですよね(^^;)
丁寧に言ってるから大丈夫と思いきや、
それも命令系として伝わってしまう恐れがあるんだったら気をつけないといけないなと思いました(^^;)
命令系でお願いをしているという事は、
そこに上下の関係が前提としてあるわけです(^^;)
本当に「言葉の選び方」って気をつけないといけないなと思いました。
「ありがとう」を伝えると、
相手にどう影響があるかと言ったら、
「自分のしたことが相手(今回だったら私)を喜ばせている」
「自分は役に立つことができている」
と貢献感を感じる事ができるんですよね。
これもまたアドラー心理学の四要素の一つ、
「貢献感」
ですよ~。
貢献感を感じれるという事は、
そこに自分の役割、居場所もあるという事です。
貢献感を感じれると、
「自己効力感」「所属感」も感じる事ができます。
「共同体感覚」をまずは家で体感し、学ぶことが出来れば、
家族以外の人間関係でもかんじることができ、
大人になってからでも、
どんなことがあっても自立して乗り越えていくことができます。
子供の自立には本当にいろいろな経験が必要ですが、
こういった家でのコミュニケーションも本当に大切な経験ですよね(^-^)
「伝え方」は「相手にどう伝わったか」が
とっても大切です。
本当に気をつけていこうと思います(^^;)
「ありがとう」が「注意」を上廻るように
とにかく自分に余裕がないと私の場合は、
「注意」が増える傾向にあることがわかっています(^^;)
もちろん注意しないといけないことは注意しなければいけません。
だけど、
できるだけ注意ばかりになってしまわないように、
本当に意識していないとそうなってしまうので、
気をつけようと思います(^^;)
反射的に注意してしまった時は、
そのあと、
「ありがとう」を見つけて伝えてみたりして、
できるだけ「ありがとう」の方が一日の中で多く伝えていけるようにしていきたいですよね。
褒めるわけでもなく、
ご機嫌を取るわけでもなく、
「特別な事柄」を称えるわけでもなく、
ただただ日々当たり前のようにしていることに対して感謝する。
それはつまり、
特別じゃなくても(子供たちが特別な事をしていなくても)、
そのままを認めていることにもつながるんですよね。
特別な事をしなくてもいい。
そのままでいい。
子供の時にその感情を育てることは、
とっても大切です。
大人になっても、
ずっとずっと大切な心の部分を満たしてあげることになります。
そういうかかわり方を、
そういう子育てをしていきたいな、
と改めて思ったのでした(^-^)
「
ありがとう」を伝える事をして起こった変化
そんなことを気をつけながら、
日々を過ごしていたわけですが、
ここ最近息子たちからも私に対して「ありがとう」といわれることが増えたんですよね。
そして、
注意に関しても、
素直に聞いてくれたり、
素直に謝ってくれたりするようになりました。
全部が全部そうじゃなくても、
本当にそういったコミュニケーションが増えたんですよね。
とっても、
ありがたいことです。
アドラー心理学的に考えると、
これは多分、
相手を上下の関係で見ているのではなく、
横の関係で見ていることが伝わって、
一人の人間として尊重して会話をしているからこそ、
信頼関係が築けて、
こちらの言っていることもすんなり聞き入れてくれやすくなったのかなと思います。
(これが権力争いに突入するとやはりややこしい)
子供は本当に大人よりも素直だし、
純粋です。
そんな彼らに学ぶことは本当に多いですよね(^-^)
本当につくづく感じたことは、
相手との関係で違和感を感じたとき、
相手を変えようとするのではなく自分が変わろうとすることが大切な事です。
(もちろん本当に関係をよくしたい人に対してですよ)
色んな事がまた、
学びになりました(^-^)
こどもたちに感謝です(^O^)
最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました(^-^)
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