頼まれごとは、すぐにその場でやった方が楽
最近やっとそんな当たり前のことに気が付きました。
例えば会議のセット。
例えば伝票の処理みたいな雑務。
例えばアイデア出しや企画の相談。
・・・何でもそうなんですね。
その場は、他に抱えていることもあるし
内心「めんどくせぇ」と思うんですが、
できることは、その場でやってしまった方が、
後が圧倒的に楽なんですね。
先延ばしにすると
それがどんどん日常に負荷となって積み重なってきます。
自分の仕事にとりかかっていてもどこか頭の隅で常に気になっていたり、
肝心な時に「あの件、どうなってる?」なんて問い合わせが入ったりで
100%注力できないなんてことが多いのです。
企画やアイデア出しなんて、特にそうですね。
企画の作業については
「頼まれてから戻す時間」と「作らなくてはならない体裁」が比例する気がします。
だいたいアイデアと言うのは、
ちょっとした会議で課題がわかれば
その場で「芽」みたいなものは頭に浮かぶものだと思います。
これをその場で話しながら膨らまして手書きのメモにしてまとめて渡してしまうか、
或いは
その日のうちに「えいや!」とケータイか何かでテキストにしてすぐに相手に送ってしまうのが一番楽な方法です。
こんなものでも即座に戻せれば
「もうやってくれたの」
ということになります。
しかし戻しに時間がかかると、そうはいきません。
本格的な企画書にしないと
「これだけ待ってこんなメモレベル?」
という話になります。
中身は変わらないのに(笑)。
そういえば昔お世話になった大手企業の広報担当のKさんも「その場でやってしまう派」でした。
資料の手配でもアポのセットでも何かをお願いすると、
大小関係なく「ちょっと待っててね」とおっしゃって
その場で商談の席から立って、バタバタやってしまう。
私からするとその間、手持無沙汰にはなりますが
そんなことより
その場で用件が片付くことの方が圧倒的に有難いことでした。
今思うと広報というのは人から無数の頼まれごとをされる部署。
その部署の花形選手だったKさんからすると、
商談時間内にその要件を100%完結させてしまうということで
次の相手との時間に引っ張らないようにしていたのだと思います。
これは彼のホスピタリティの表れでもあるし、
毎日毎時、目の前に発生する膨大な作業を確実に消去していくためのテクニックでもあったのだと思います。
こんな話を書いていたら
いつも社内を走っているKさんの姿を久々に思い出しました。
彼の手帳にはToDOがびっしり書き込まれ
処理するとその場でそれを横棒で消していましたっけ。
Kさん、久しくお会いしてませんがお元気でしょうか・・・
・・・というワケで
頼まれごとは、すぐその場でやった方が楽
少し前の私のように「用件を預かってしまう派」の方は
ぜひ、お試しください。
毎秒毎時がどんどん更新され
常に新しい気分で仕事に向き合えて気持ちがいいですよ。
いろいろあると思いますが
お互い頑張りましょう、ご同輩。
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