遊ぶように観察する
今日の絵は、ジャッジせずに今の気分を観察することについて描きました。
https://www.instagram.com/p/BQCRG_glYb8/
イルカは手放された妄想や執着、気分を表していて、黒猫はまたふと現れた心象を表しています。
イルカ、大好きなんですよね~!
昔、映画監督のリュック・ベッソンにハマり、その中でも『グラン・ブルー(完全版)』という作品が本当に素敵で…
イルカがとにかく生き生きと描かれていて、そして人間たちをめぐるドラマが愛おしい。
イルカは映画の内容からするとチョイ役かもしれませんが、なんというか、人間のドロドロ感とは対称的で何だかさわやか。
癒やされ感が倍増しなのです。
今回気づきの瞑想の象徴としてイルカを描きましたが、ネコちゃんも対比として描いてみました。
気づきの瞑想をしていると、自分のいたらなさにがく然としたりします。
つい怒ったりイライラしちゃったりもモチロンままあります。
仏教に「正精進」ということばがあります。八正道の第六で、己の目標や使命を過ぎず怠けず実行すること。
怠けるのはいけないが、過ぎた精進も逆効果となる…
瞑想を追求しすぎて自分にイライラや苦がつのるようなら、これは逆効果ということなのかも。
怒ったりイライラしたり、幼稚園前までの育児中などは四六時中気が張っているようなもの。一人の時間もとることが困難です。
イライラしてる自分に自己嫌悪してまたイライラ…ママさんたちは本当に…頑張っている。
逆に、育児ほど自分の我に気づける機会は他にないかも知れません。
さてネコちゃん。ネコちゃんもそんなにわるいやつじゃない。
かつての執着、これもさほど悪い経験じゃない。
自分で執着の苦しさがわかるから、他人の苦しさに気づけるようになる、という経験になる。
あー、この人は、ここに執着して怒ってるんだ。
つらいだろうな…無明を生きているんだな。
そうすると、怒ってる人が…あまりこわくなくなる。
以前、相手の怒りが伝染したりすることもあったのですが、怒りの背景をよくよく察すると、ふと「あ…このひとさみしいのかも、つらいんだな、優しくしたらいいのかも」と気づいたりします。
あと、親になってはじめて親の苦労がわかって、さらに親をしている大人の皆さんもみんな頑張ってるんだ…と気づけたりしました。
こういう感じが「慈悲」のパワーなのかもしれません。
人間万事塞翁がコラム、と言ったのは、筋肉少女帯の大槻ケンヂ氏。
確かエッセイか何かで書かれていたもので、うまいこというなあ!と感心したものです。
気づきを持って日々過ごすことで、それまでただわからず苦しんでいた自分のつまづきも、人間万事塞翁がコラムにすることができるんだなあと思う今日このごろなのでした。
タムレンレン、遊ぶように観察して、精進したいです(*^o^*)
☆まるっ!☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?