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消費者視点で考える"儲かるビジネス"2つの原則

こんばんは、みなさんメリークリスマスです!

べつにクリスマスだからといって何か特別なことはしていないのですが、お祝い事が増えるのは良いことだよねというスタンスで毎年過ごしております。

さて、フードデリバリーのフードパンダが日本市場からの撤退を発表しました。

先日ビズリーチから求人が送られてきていたので、このタイミングで転職してしまった人がいないかやや心配です.......(苦笑)

それくらい採用やプロモーション(CMもやってます)に力を入れ始めた矢先の撤退発表、外資は良くも悪くも損切りが早いなと感じました。

さて、今日は、「儲かるビジネスの法則を消費者視点で考えてみる」をテーマに考えてみたいと思います。

フードデリバリーは、ビジネスモデル的には素晴らしい商売だったりするのですが、なかなか上手くいっている企業が出てこない、今のところドロ沼試合を繰り広げているのが実情です....

個人的な私見も踏まえて、なぜフードデリバリーがしんどいのか?、真に儲かるビジネスのポイントはどこにあるのか?を書いていきます。

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良いビジネスの原則とは?
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まずは、うまくいきやすいビジネスの原則について。

札束で殴りあえる体力がある、圧倒的に競争優位性があるポジションからの参入でない場合は、ホリエモンが提唱しているビジネス4原則はとても参考になると思っています。

いわゆる、ゼロからビジネスを作り、スケールさせる場合ですね。

それがこちら。

1.小資本で始めることができる(=初期費用が掛からない)
2.在庫をできるだけ持たない
3.利益率が高い
4.定期的な収入が見込める(=継続的に課金される)”

まあ、簡単にいうと、スタート地点では

・極力赤字を掘らず、
・さらに小回りも利きやすく
・スケールしやすい

そんなビジネスをやっていこうという話です。

ちなみに、この4原則をさらに細分化、拡張して7原則に落とし込んでいるのが、じっちゃま(@hirosetakao)です。

1.資本のいらないビジネス
2.COGs(売上原価)の無いビジネス
3.従業員を雇わなくていいビジネス
4.在庫のないビジネス
5.事業所を必要としないビジネス
6.無限にスケールするビジネス
7.deliverablesの無いビジネス
(=納品物のないビジネス)

全て完璧にというわけではないですが、フードデリバリーはほぼほぼ満たしていると思います。

ギグエコノミーと言われるように、従業員は業務委託の形をとっており、売上が発生するときのみ配達費用がかかる仕組みです。

ホリエモン、じっちゃまのビジネスの原則に乗っ取ると、フードデリバリーのビジネスは筋として全く悪くないように見えます。

ただし、この原則には一つだけ、圧倒的に欠けている視点があります。

それが、この原則が全てビジネス提供者、売り手側の論理で語られているものであり、お金を払う消費者の視点、事情が一切無視されていることです。

ということで、ここから、私エルモの独断と偏見で、消費者視点で考える「良いビジネスの原則(※2021年12月25日時点)」を書いていきます。

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消費者視点で考える儲かりやすいビジネスについて
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