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オンラインサロン、YouTubeメンバーシップの次に来るものは「コミュニティメディア」じゃないか。
今日は、オンラインサロン、Youtubeメンバーシップの次に来るものについて、予想してみたいと思います。
結論から言うと、「コミュニティメディア」が来るんじゃないかなと。なかば直感的、なかば合理的に。
一応、僕の中には確信めいたものがあるので、ストーリーと理屈を言語化しておきます。
2つのメガトレンド
ソーシャルのクローズド化とコミュニティの喪失
「コミュニティメディア」がポコポコ生まれそう、そう確信する理由は大きく2つのメガトレンドがあるから。
1つは、ソーシャルメディアのクローズド化。
インフルエンサーがサブスク課金の発信に変えたりしていたりするのも、ひとつのクローズド化ですね。SNSのクローズド化の背景には、「些細なことで炎上する」「本音が言えない」「好きな人と繋がっていればいい」といった感情があります。
いまいろんなインフルエンサーさんが、クローズド発信に切り替えていますが、この流れはもうしばらく続くと見ています。
2つめが、コミュニティの喪失。
これは都会人にとくに顕著な気がするんですが、会社以外に帰属意識をいだくコミュニティってほとんどないんですよね。かくいう僕も、帰属意識があるのは、会社と家族くらいです。
とくにコロナ渦に入って人と気軽に会えないケースが頻発すると、余計に「どこか自分に居場所が欲しい」と思う意識が芽生えてくるんじゃないでしょうか。
とくにソーシャルメディアは、多くの人の声を受信できる反面、「あの人たちは遠い存在だ....」という感情を抱きやすく、コミュニティ喪失の受け皿にはなりえないと思っています。
つまり、SNSには足りないコミュニティ感醸成のニーズがいま高まっているのではないか?という仮説ですね。
サロンに足りないモノ、サブスク発信サービスに足りないモノ
ちなみに、「近い将来このサービスが来そうだな」と考えるときは、従来品が提供できていない不足(しかもニーズがある)を目に向けるといいです。
サロンとサブスク発信サービス(Youtubeメンバシップとか)には、それぞれ足りないモノがあります。
まずサロン。
サロンって良くも悪くも意識が高過ぎるです。明確な目的意識を持った人が活躍する場なので、逆に言うと、目的を持っていない人には居心地が悪くなりがち。
次に、サブスク課金発信サービス。
ここは問題は明確。参加者が双方向のコミュニケーションが取れないのが致命的だなと思っています。ソーシャル時代に、テレビのように一方的に情報を受け取るだけのサービスでは、帰属意識ニーズを満たすことはできないのではないでしょうか。
地味に素晴らしいコミュニティメディア
冒頭で伝えたコミュニティメディアってなんだ?というと、文字通り「コミュニティ機能とメディア機能を併せ持った空間」です。
(そのまんま過ぎるw)
具体的には、キュレーションメディアのようなものを参加者全員で作り上げ、コミュニティ内でのみ情報とコミュニケーションが流通します。
広がりがないゆえ、メディアの価値は、どのような視点や意見が集まるのか?に重きが置かれます。
言ってしまえば、コミュニティメディアは超スモール版Newspicksですね。Newspicksが東京の大コミュニティだとすれば、コミュニティメディアは田舎のムラ社会みたいな。
Newspicksは日経に勝るも劣らないメディアになったがゆえに、もはやコミュニティ機能は失われてしまいました。
それがコミュニティメディアでは、貴重な情報源としてメディアの役割を果たしつつ、ほぼ全員が知った顔同士のような存在で、コミュニティ機能も担うといった感じ。
僕の予想では、インフルエンサー同士が、何人か集まって、キュレーションコミュニティを作り始めるんじゃないかなぁ〜と思ってます。
まとめ
簡単に内容をまとめます。
メガトレンド
・ソーシャルのクローズド化
・帰属意識を持てるコミュニティの喪失
サロン、サブスク情報発信サービスの欠点
・サロンは目的意識が高過ぎる
(変化しない人には居心地が悪い)
・Youtubeメンバシップは一方向コミュニケーション
コミュニティにはなりえない
2つのメガトレンドとサロン、Youtubeメンバシップの欠点を見ていくと、「コミュニティ×メディア」が良いスイートスポットになるんじゃないかなぁ~!という話でした。
インフルエンサーは人気商売。
集客さえできればいくらでもマネタイズできちゃうな......と最後にこの文章を書きながら痛感した次第です(笑)
ってことで、だれかコミュニティメディアやってみてください!
サロンほどコミットする必要もなく、課金サービスほど求心力のある教祖インフルエンサーである必要もない、お手軽に始められる気がします
(近いうちに、1,2カ月限定で僕が始めるかもしれません。。)
ということで、今日はコミュニティメディアが熱いよ!という話でした。
おしまい。
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