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シンクロニシティってこういうこと?

先日、笛吹市に行った話をここにも書きましたが

その後、実家に寄った際にも何気なく山梨に行ったよ〜と母に話ををしたんです。(わたしが出張などであちこち出歩いているのはそんなに珍しいことでもないので母も話半分に聞いていることが多いのですが)
そしたら、たまたまテーブルの上に2リットルのミネラルウォーターのペットボトルが置いてあって、「南アルプスとかその辺りよね〜」と母が言うので
「南アルプス市ではないよ〜笛吹市ってとこ」と答えたら
母「この水、ラベルに(採水地が)笛吹市って書いてあるわよ」
私「え?びっくり〜偶然だねぇ。南アルプス市と近いのかな。地理関係あまりわかってないんだけど、わたし笛吹市実は2回目なんだよね。信玄餅の工場のテーマパークが最近は有名らしいよね」

なんて他愛もないやりとりのあとに

母「笛吹市、、、そういえばお父さんが育ったの笛吹市よ」
私「え?そうだったの、山梨になんか関係があるみたいなのは聞いたことあるような気もするけど、それは初めて聞くよ」
母「なんか、子供の頃の思い出はここ(都内の実家)よりその笛吹市の方があるって言ってて、若い頃一緒に行ったことがあるわ」
私「へ〜え。でも山ばっかりというか、なんにもないとこだよね」
母「そう。なーんにもなかった。笛吹川って川があった」
私「わたしが行ったとこは川の近くじゃなかったなぁ」

まさかの発言があったのでした。
というか、母が水を買うなんてそもそも珍しくて(我が家ではずっと昔から水道水をごくごく飲んでおります)いつもならペットボトル自体ないのに、麦茶を切らしたのか、夏に冷やしてちょこっと飲むにはミネラルウォーターがイイかと思って買ったとのこと。そもそもそんなことがなければスルーされてた話題かもしれず、と思うと不思議な偶然。


山梨県は、小学校の頃に都留文科大学の研究室の方とムササビを観察する会で行ったこともあるし、高校のオーケストラ部の合宿も西湖の近くだったし、東京からもそんなに遠い場所ではないのでもちろん大人になってからも何度か行ったことがある場所。けれども山梨繋がりで父とそんな話はしたことがなかったような。というか聞いたことがあってもわたしが覚えてなかっただけだったのかな。これも今となってはもう聞けないことだけれど。

「そういえばさ、わたし生まれ故郷だけじゃなくてお父さんの母校にも仕事で行ってるよね」と母に話しながら、父が生きているうちに話せていたらよかったのになぁとちょっぴり切ない気分に。全然親孝行できなかったわたし(まぁ、父もあまりいい父親であったとはいえない気もするけど!)が、父の母校で仕事をしたとなったらちょっとは自慢できたかもしれないんですけれどもね、ほんの少しタイミングが遅かった。コレばかりは仕方のないことなのですけれども。

そんなこんなあってぼんやりとひとりスーパーで買い物をしていたら

『もう森へなんか行かない』


これ、小さい頃に父が「森へなんか行かない、って歌なんだよ」と教えてくれた歌。たまたまかかっていて教えてくれたのか、父にとってはなにか意味があったのか、、、(これも今となってはわからないけれど)子供のわたしには歌詞なんてわからないし(というかさっきググッてさっきようやく知りました)珍しい感じの歌だったので、「へええ、なんかふわふわだるそうな声だな」くらいにしか思ってなかったんですけれどもね。

いつも行っているスーパーでこんな曲、今までかかったことないのに!

というか、聴くまでずっと忘れていたのに!

なんなんでしょうね、この偶然。
お彼岸ということで、思い出せってメッセージなのかしら。

そんなことしなくても、結構な頻度で思い出してますからね、(というか、コッチの世界もいろいろ大変ですがりたくて思い出していることが多いのかもしれない)まぁ、でも心配しないでくださいな、一応みんな元気でやってます。

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