かち割れ、腹筋ショコラ
こんにちは、ショコラリスト®︎サユリです。
チョコレートを食べても太らない体作りのマインドをお伝えしています。
もうお気付きと思いますが、わたしはトレーニング好き。ガチガチの筋肉質ではありませんが、体を動かすことで、いつも心を整えています。
そんな私がおすすめするチョコレートが、こちら、ジャン=ポール・エヴァンの腹筋をかたどったタブレットチョコレート。Tablette Abdos
見た目通り、ハードなイメージそのままの、カカオ100%です。マダガスカル産カカオが持つベリー系の香り、苦味と酸味といったカカオ本来の力強さを味わうことができます。
こちらは、およそ10年くらいは続いているジャン=ポール・エヴァンの定番ショコラです。日本では毎年、10月10日の体育の日に合わせてリリースされており、毎年わたしの楽しみにしているショコラでもあります。
さて、今年はまだ10月でもないこの時期に突然、日本で発売されていて、え?何で? と驚いておりました。
というのも、鳥インフルエンザとウクライナ情勢による飼料不足で、今や世界的な玉子不足の事態なのです。わたしも玉子は一日あたり数個使うため、痛手を受けております。平均10個入り1パック250円ほどだったのが、近頃では350円ほどに値上がりしています。
高ッ!
と思って、もう少し安い玉子を探しているうち、その高い玉子すら完売してしまう始末です。涙。
それでも何とか玉子を入手しつつ、大切に使うようにしております。(ちなみに、わたしはプリン研究所の所長も兼ねておりますので、玉子の高騰は研究への影響が余儀なくされております…涙)
この玉子不足、菓子や製パン業界へのダメージも大きく、各メーカーでは玉子を使う製品の生産を縮小せざるを得ない状態です。
トップショコラティエのジャン=ポール・エヴァンさまですら、焼き菓子のパティスリーの供給を絞らずを得ないとのこと。
そこで、品薄をリカバリーするために、急遽、フランスから定番の腹筋タブレット、Abdosを輸入し、シーズン商品としてリリースしたとのことです。
わたしの好きなシリーズなので、10月でもないのに味わうことができて嬉しい限りです。
これを食べることで、さらにトレーニングを頑張れます。トレーニング好きの方へのプレゼントとしても気が効いてるでしょ?
形だけの、なんちゃってチョコではなく、クオリティはばっちり。エヴァンさまのお墨付きです!
しかも聞くところによると、この腹筋のモチーフはエヴァンさま自身のアブドをイメージしているとか、いないとか?
もともとジャン=ポール・エヴァンは、ショコラにアートと官能的なイメージを盛り込むのがお得意で、セクシャルなショコラティエとして、数多くのクリエイションを世に送り出していて、わたしも目が離せません。
Abdos は100%のタブレットの他、4種のミニタブレット8枚セットのコフレもあります。個人的にはこちらの塩キャラメルのミルクチョコレートがお気に入りです。
チョコレートとボディメイクと肉体的官能性。
全てを満たすことができるのです。
これぞ、エヴァンさまの哲学を現したショコラと信じております。
美しいボディがなければ、美しいショコラは味わえません。肝に銘じましょう。
緊急輸入のため数量制限もありますが、ご興味があれば、ぜひ味わってみてくださいね。
上手に食べればチョコレートも腹筋も、両方かち割ることかできるんですよ。
お読み頂き、ありがとうございます。
あなたのチョコレートの世界が広がれば幸いです。