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ドトールを語りたくて。

書きたいことが途中で変わってしまうことがある。

変わってしまう?
いやいや、そんなネガティブなことじゃないか。
noteはきっと、心の自由帳みたいなものだ。
コロコロ変わって当たり前。
むしろ変わっていく方が当たり前だし、幸せなことだ。

昨日は、チェーン店の思い出を書いた。​

そんなつもりじゃなかった。
実は、ドトールのケーキ美味しいよね。
って話をしたかったんだ。
で。その次にまた、ドトールの高級ブランドについて語りたかった。

スタバとか、例で挙げようとしたお店も大好きでさ、ついまとめになっちゃった。

そうこうしているうちに昨日もドトールに行ったら既に春メニューに切り替わっていたのだけれど。
まだリベンジしてもいい?

いいよね。

シーン……。

書いてる時は誰からも返事がこないから、少し孤独。そんな孤独が好きで、書くことを辞められなかったりするんだけど。
少し、寂しかったり不安だったり。

問いかけて答えてくれるのは、自分だけ。
いいじゃん。
普段は周りの人の気持ちをたくさん気にしてるんだからさ。
心の自由帳にくらい、自分の答えを綴ろう。

1度は変えたドトールの話、まだ書いてもいい?

いいよ。

*****

もう何百回、ドトールに行っただろう。

私のお昼ご飯は12:30から1時間。

カロリーを控えるためにお弁当を持っていくのだけれど、20分くらいは社員食堂で過ごす。

"お昼のメンバー"と一緒に。
そして、会社から徒歩5分くらいのところにあるドトールに移動して、20分くらいおしゃべりタイム。

配属された時、経理部の先輩がそのグループに入れてくれた。

社長秘書、総務の部長、社長とも気さくに話せる会社のママ的おばちゃん…もう退職してしまったけれど役員までいる、多種多様なグループだ。

正直、それを嫌だと思う人も多いだろう。
毎日のコーヒー代は意外と大きな出費だし。
平日のお昼に、1人でスマホをいじったりするような自由な時間は無い。
もうある程度気さくな仲とはいえ、部長とか役員とか…流石にある程度は気を遣うし、新入社員の頃はもうビクビクものだった。

でも、私にとってそのグループの存在は、本当にありがたいものだった。
1人の食事は、寂しい。

学生時代、私はイジメなどは無かったものの、友達が多い方では無かった。
3人組と言われれば、嫌がられることなく入れてくれるグループはある。
でも2人組なら外されるだろう。
そんなポジション。

1人でご飯を食べることは、恥ずかしいことだった。
お昼を一緒に食べたりできる子が部活や委員会の仕事で不在だったりすると、焦った。
友達がいないと思われることが、怖い。
少ない友人に必死にしがみついて、いつもビクビク怯えていた。

だから今、何も考えなくても向かえる席があることは、とんでもなく幸せなことだと思っている。

ありがとう、ありがとう。

最初の頃、ドトール前の社員食堂は"行かなければならない場所"だった。
会社に来ているはずなのにいないと、心配された。
しかし、スイーツ好きというキャラを浸透させた。そして「ドトールのスイーツを食べたくて。お昼抜いて来ちゃった、てへ★」で通用するようにまで成長したのだ。

…成長?

ま、まあそんなわけで。
私は時々、ドトールのスイーツを食べる。

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もう抹茶や桜の春メニューに変わっているけれど、先日まで、なんと嬉しいチョコレートフェアだった。

「ダブルナッツショコラ」

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ビジュアル的にも幸せなドリンク。
たっぷりのクリーム、たっぷりの甘さに、1口飲む毎に、午前中の仕事の疲れが吹っ飛ぶよ。

「ショコラムース」

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ベルギー産チョコレートをなんと4種類も使用!

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ムースとスポンジでただでさえたっぷりなチョコ感に追い打ちをかけるように、チョコチップ!

ビターなチョコが、ドトールの軽めなブレンドにしっくりと馴染む。

とてもなめらかで、至福だ。

後で、このケーキやドリンクを楽しんだ人と「美味しかったよね」を言い合った。
より一層美味しく感じられる。

チェーン店のスイーツは、個人のお店よりも多くの人が食べる。
だから、美味しいを共有できる機会も多い。
そういう点は、たくさん店舗のあるお店だからこその魅力だ。

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その前のキティちゃんコラボも素敵だった。

アップルパイ

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ワッフル

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食べる度に、「えっ!ドトールのスイーツってこんなにレベル高かったっけ!?」と感動する。

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今年、会社の移転が決まっている。
だからこの、楽しいドトール時間はきっと終わり。

4年間。
「店内でブレンドひとつ。バリューカードでお願いします。」
寝言でも言えるくらい、口に馴染んだ言葉。

結局、ポイント率が高い「ブラックカード」は入手できなかった。
時折開催されるドトールくじ。
ハズレを20枚…だったかな?集めると、ブラックカードを応募出来る。

他のお昼のメンバーは皆もっていたから、いつも頼んでもないのに「はい、今度は当たるといいね!」とハズレくじをくれた。3口くらい応募できた。

当たらなかったけれど、それよりも大切なものが手に入った気がする。

お昼タイムに行けなくなっても時々顔を出すからさ。
いつまでも、私の大好きなドトールでいて下さい。

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