好きの気持ちを乗せて〜ゴディバカフェ〜
趣味を語る時、「カフェ巡り」は定番中の定番な答えだ。
楽しいよね、色んな魅力があるもんね。
私も大好き。
あなたはどんなカフェが好き?
1人でじっくりと浸るカフェ巡りも好きだけれど、「こういうところが好きなんだ。ああ、そういう魅力もあるのか!」なんてカフェ好きさんと語り合うのも楽しい。
でも時々、「カフェ好き」と名乗りながらも「そこに本当に愛はある?」という人に出会って、なんだかモヤモヤすることがある。
「カフェ巡りとかが趣味で――」という自己紹介は、なんだかお洒落な感じで印象が良さげだという気持ちは分かる。あるいは、私の趣味に心にもない共感を示してくれているのかもしれない。
そんな気を遣われるよりも、自分の好きを本当に楽しそうに語ってくれる人の方が、よっぽど魅力的だし仲良くなりたいと思う。
昨年11月にゴディバカフェが開業を果たした。
わずか10ヶ月で、もう5店舗目という凄い勢い。
オープン当初、これは結構多くの人々をザワザワさせた話題だったと思う。
「オススメのカフェは?」みたいなことを聞かれると、有名だし話も広がるかなと思って最近はゴディバカフェをひとつに答えることが多い。
「へぇ、ゴディバってカフェもやってるんですね!」
......まじかあ、と思う。
普段カフェに興味の無い人だったら、まあ知らないのも分かる。
多分私の働いてる会社のおじさんたちだって、大半は知らない。
いいよいいよ、私がその魅力を語ろうじゃないか。
でもさ、さっき君、カフェ巡り好きって言ったじゃん。
好きなら、そのくらいのアンテナは張らない?
「カフェ巡り」と言っても、色々ある。
高級ホテルのアフタヌーンティーや、古くからの馴染みの喫茶店。
ドトールやスタバ好きだって、カフェが好きを名乗って全然良いと思う。
行く頻度が高くなくたって、月に1度のご褒美に大好きなお店に行く、とか素敵じゃないか。
様々な形の「好き」がある。
だから、「ゴディバカフェを知らない=カフェ好きではない」と決してならないのは分かる。それで全く良いのだ。
でも、なんだろう。
実際に対面で言葉を交わすと、その話題に熱がこもっていないのが、なんとなく分かる。それが感じられると、なんとなく寂しい気持ちになる。
とはいえ、カフェ巡りはいいぞ、ハマれ。と好きな気持ちを強要することなんてできないし。
そういう押し付けがましいことはしたくもない。
だからこそ私は私で、自分の好きを勝手に存分に語る事にしよう。それを偶然見つけて、カフェという世界も楽しそうだなと思ってくれる人がもしもいたのなら、それはそれで、嬉しい。
そんなわけで、私はオープン当初から、ゴディバカフェの大ファンだ。
可愛いお洒落お化け。
ムースショコラは、小ぶりサイズながらも、流石のゴディバ。
も~っちりなめらか濃厚で、大変な満足感をもたらしてくれる。
口に含むや、まるでショコラドリンクを飲んでいるかのように瑞々しく、ふわりとチョコの甘い香りを広げながら、ゆったりスゥっと消えていく。
エルだーフラワーレモネードは、いつまでも眺めていたい美しさ。
けれど喉越しスッキリ過ぎて...特に暑かったり乾燥している時には要注意。
あっという間に飲み終わってしまう。
特に広々とした店舗では、ゆったりと過ごしたい。
居心地が、最高なんだ。
だから、美味し過ぎるドリンクだって、なるべくじっくり味わいたいね。
クロッフル ナッツ&クリーム
熱ッ!サクッ!ジュワッ!!
甘さが滲み出る!!!
サッパリ系が好きな人には少し油っこくて重たいかもしれないけれど、クロワッサンたい焼きなんかが好きな人には激推しの甘々スイーツ!
中に入っているナッツのゴロゴロ具合もたまらない!!その部分を口に含むと、なんだか当たりクジを引いたような浮き足立った気持ちになる。
なんとパフェもある。
チョコレートシフォンとチーズクリームのパルフェ
尊みをありがとう......。
ゴディバとよく分かる、あの安心感あるミルク風味豊かな甘い高級チョコ。
フワリと雲みたいなスポンジや濃厚ムースでたっぷりと楽しめる。
そしてあまりにも軽やかで爽やかで、そんな幸せな余韻を残しながらシュワンと一瞬で消えるチーズクリーム。
贅沢に尽きる。
そうそう、お一人様用の席があって、その横に荷物かけが立っているのだけれど......。
どうみてもポッキー。
こういうところも好き。
そしてついに出会えた、大人気マリトッツォ。
チョコに溺れた。
お持ち帰りとしても、パンやお惣菜、スイーツなど、通常のGODIVAでは買えないものがいくつもある。
まだまだ、開店から間もない。
きっとこれからまた、ワクワクに溢れた美味しい時間を提供してくれるだろうと、期待しかない。
今年、継続してnoteでスイーツやカフェ巡りのことを書いていて、改めて「好きだなあ、こういう部分も好きだったのか」と自分で感じることが増えた。
特別な専門知識があるわけではない。
それでも、文字に好きの気持ちは乗っているだろうか。
改めまして、こんにちは。
私はカフェ巡りが趣味です。
大好きです。
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