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ぼんやり、徒然、カフェ日記

同じ職場の人たちを、凄く尊敬している。

全員が全員、私みたいにスイーツと共に生きることを信念にしている訳ではない。普通に当たり前に周囲の就活の流れに身を任せて入った会社で上から言われた部署に配属されて、そこで一生懸命……よく出来るなあ??

最近よく考えるのだけれど、もしも3億円の宝くじが当たったとして、この中にいる何人がそのまま変わらず働き続けるだろうか。


そんな「もしも」を考えたところで仕方が無いからまあ働くけれど。でもよくよく冷静に自分の状況を考えてみると、一応何故か貯蓄は多少あるし、今無職になったところで、別に私は生きていけるんだよな。

それで数年間もっと好きなことに打ち込んで過ごすような人生の選択をしても良いんじゃない?なんでこんな…3駅分だけ乗るつもりが3時間経ってるような疲れ方をしてまで働かないといけないんだろう。

なんで。どうして。Why、何故…
答えはまだ出ないし、出せないよ。
結局は結果論、そしてそれを自分がどう捉えるかだろう?


そんなことを考えながら、時間が無いと嘆いて、時間があっても疲れちゃったと休んで、何にもできていない。
変わりたいね、変われないけど、
もう一歩、二歩、もうちょっとだけ、頑張れると良いなと思う。

今は、逃げて逃げて、結局逃げて。
カフェは私の駆け込み寺。振り返ってみると、沢山の思い出が積み重なっていて、人からは「頑張ってるね」と褒められて。違うんだよ、頑張れてないからここに来ている。それでもやっぱり、布団にくるまって全ての思考を放棄するよりかは、きっと私の人生をずっと豊かにしてくれているものだ。そうだよね?


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このお店に来たらパフェだと相場は決まっている。

いや、決まっていない。
隣の席の人が注文していたカレーが滅茶苦茶おいしそうだった。
しかし私は、この誘惑に負ける。バニラチーズケーキ。なんだこれ、可愛い!!!

可愛い。
葉っぱ巻いて桜の花を乗っけると、こんな桜餅風な感じになるの??チーズケーキでも???
手前のアイスとクリームも、そういえばなんとなくお餅チックな気がする。

右側の白い丸が、クリーム。
これがべらぼうに美味しい。純粋無垢な味がする。雑味という概念と無縁に、口の中に含んだ瞬間、ただただ甘さと共にスっと消える。

きび色のキラキラは、しょっぱくないから塩じゃなくて砂糖系かなあ。和三盆?きび砂糖?

左側の白い丸は、アイス?ソルベ?
クリームと比べて、当たり前かもだが、ちょっとかためで、ひんやり冷たい。気持ち良い。

チーズケーキのチーズケーキの部分は、意外とそれ本体の存在感が大きい。すっと消える系よりは、モフモフッととどまる感じの、食感がしっかりあるタイプ。
だからこそ、珈琲とよく合う。
アイスやクリームとも合うし、葉の塩味も良い感じだし、優しく広がる桜風味がまた愛おしい。

なんだろうね、あの桜味、って。相応しい言語化が凄くよく分からないのだけれど、
いいなあ。凄く、春、って感じ。
カフェっぽい雰囲気も、このお店、凄く好きだ。

カップもべらぼうに可愛くない?
これはワクワク、ソワソワしてしまう。


迷ってはいるんだよね、ずっと。
多分、もう少し悩むよ、あと1年くらいは。
ぼんやりカフェ巡りを続けて、これで、このままで良いのかなあって悩む。

その先に、何か残っているだろうか。
砂粒1つ程のささやかなものでも良い。
何か、かけがえのないものが、あればいいなと。
それを、ちゃんと見つけられる自分であれば良いなと。ちょこっとだけ、刹那に、切に、願っている。


今日もカフェは楽しい。

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