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「鬱病だから絶望している可哀そう」ではないんだよなあ、という話

以前はただの根暗なだけだったのでは?と思えるくらいには明らかに今は、典型的な鬱病だと言えてしまう。

別に特別な理由なんて無いんだ。

「こんな幸せなはずなのに心がしんどいの、私弱すぎでは?」の無限泥沼暗黒のループから抜け出せた訳では全くもってないのだけれど。
でもさ、沢山考えて行き着く先は、結局いつも「とはいえ、しんどいもんはしんどいんだから、仕方がないじゃんね」である。

そもそも、比較するものではないという議論は置いておくとしても比較する対象すらおかしいのだ。
「私は幸せなのに・・・」と言ってしまう相手として「貧乏で今日住むところもない」「戦争やら病気で明日の命も危うい」そういう人達を含めてしまう。

マズローの「生理的欲求」「安全の欲求」で幸せと不幸せのラインを引いてしまう。それを満たしているくせに…なんて、なんかさ、おかしいよ。


とかさ、色々考える。
考えて、どうする。なんて言っても考えてしまうことは止められないし、自分なりの理屈付けはそれなりに大事だと思うし。かといって自分の不幸せ理論に妥当な筋道が通ったからって万事解決幸せになるわけでは決してないし。

…面倒くさっ!!!
なんとなくさ、鬱であるもんは、鬱なんだ。

しんどいアピールまじウザ〜〜とか思われるだろうか。まあ、自分に対してそれはめっちゃ思うんだけど。多分このnote、スイーツが好きでフォローしてくれてる人も多いと思うのだけれど、こんな気の滅入る話題ばっかりでごめんね。

でも、例えば仕事に向かう電車にどうしても乗れなくて3本くらい見送っちゃったりとか。21時過ぎの晩御飯、コンビニで買って電子レンジで温めて、なんか無理でレンジの前で座り込んじゃって、そこそこ冷めてから食べちゃったりとか。寝た記憶が無いのに3時くらいに目が覚めて毎日目元が濡れていて痛いとか。「起き上がらなきゃ」と自分の中で100回くらい唱えながら、動きよりも先に涙が出てくるとか、さ。

やっぱり事実としてそれなりに鬱だなあとは思うわけで。じゃあ鬱病なら絶対的に不幸かといえば、それはそれとして、私は結構人生楽しんでいる方だと思う。

こういうの、なんて言うんだろう。
「マイルドヤンキー」というネーミングについての話とかマーケティング論でそこそこ取り上げられるが、本当にさ、自分の状態を的確に表してくれる、分かりやすい言葉が欲しいなと思う。


ちょっとメンタルがヤバくてどうしようもなかった朝に、いつものようにエクセルシオールに行って、カフェラテが新しくなったみたいな看板が出ていて折角だからと飲んでみてさ。

ミルクがあまりにもたっぷりで、しっかり甘いのにサッパリすっきり軽く飲めて、なんとなく明るい味わいで。カルシウムはストレスに良いんだ、みたいな理屈もあるのかもしれないけれど、なんとなく、心が大丈夫になった。

今日のそれが美味しかったとか、職場であの人に親切にされたとか、店員さんが凄く丁寧に接してくれて気持ちの良い購買ができたとか。そんなことの一つ一つに、心が揺れる。


エクセルシオールカフェ
チョコミントアイスケーキ

超お洒落爽やか可愛い!!!
ショーケースに並んでいなかったから「売り切れかあ」とガッカリしたのだけれど、アイスケーキだからしっかり冷蔵の方に入れていたのかな。無事に注文できたので良かった。

ミントの爽やかさは非常に優しめ王道系。
人を選ばず万人が楽しめるタイプだ。

優しい…という表現を使いつつも、「あれミント?よく分からないな…」に対する誤魔化しではなく、ちゃんとミントで。ただチョコの印象が強めなので、そのあたりのバランスが良いのではと思う。

チョコのザクザク食感が、もう全部の一口で強烈に楽しい。
広がるビターな甘さは、ミントの爽快感と調和して、ヒンヤリの温度感とマッチしている。

チョコの味わいを引き立てるのと同じように、ブラックコーヒーの苦さもまたよく合うんだ。

てっぺんの満足チョコも、間のマーブルというのか層状に入っているチョコも、底にしっかりと敷かれたチョコも。あらゆるところに居るチョコ。どこで舌に乗るか予測できないから面白い。

というか可愛くない???
これは上がるーーーー。お洒落チョコバッキー的な…。


心が疲れている時、綺麗な朝が本当に始められない。
よくよく知っている。
だから毎日のコスパが悪かろうと1秒でも長く寝ていたくとも、私は朝カフェをしてから仕事に向かう。

サンマルクカフェの抹茶チョコクロとか、今年は特に評判が良さそうだったから絶対に食べたいと思っていた。

嫌な苦味は全然なくて、抹茶の風味の良さを活かしながらもしっかりとチョコクロの甘さ︎で。全体的なバランスが非常に良くて、紛れもなくナチュラルに美味しい。


時間によってはドリンクだけ。
こんなのも面白くない?
パンとエスプレッソと自由形
ホージーラテ

フンワリほわほわ、ほうじ茶ラテ。
見た目だけじゃなく、なんて優しく可愛らしい味わであることか。


多分きっと、ずっと今のままという訳にはいかないんだろうなとは思う。
取り巻く環境はいつの間にか変わっていくし、私自身だって物理的に身体を壊して無理になる日も遠くはないのかもしれない。

でも分かんないからさ。どんな生き方が正解で間違いなのかとか。つらい事からの抜け出し方とか、そもそも何がつらいのかとか。よく分からんよ。
だから、私の場合は幸せだと思えることも沢山あるから、それを「いいな」と思える感覚を取りこぼさないように。

「美味しい」「可愛い」「かっこいい」「超エモい!!!」
そういうことに、素直に溺れていたいなと思う。


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