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刺激ある人生を歩む〜スパイススイーツ特集〜

我々は人生に刺激を求めている。

昨日書いた記事が、結構読んでもらえた。
スパイスチョコの話だ。

私はチョコレートが、スイーツが好きだ。
そこに「スパイス」というアクセントが添えられると・・・
それはもう・・・たまらんッ!!!!

奴らは全力で、財布の紐を緩めにくる。
そして私は、「ヨシヨシ、仕方がないなあ」とニヤニヤしながら、財布の口を開けるのだ。

勿論、みんな大好き、安心の美味しさだって好き。
例えばヘーゼルナッツとかね。

スパイス系は、シナモンは一般的にも美味しそうと言って貰えるけれど、唐辛子なんかを挙げると・・・変態を見るような視線を向けられることもある。
だからプレゼントには、基本選ばないのだけれど。

では沼の住人たちよ・・・。
大好きなお店のシェフが、今までに類を見ないような不思議なフレーバーを出してきた時。

「なんだ注目集めを始めたぞ、ネタ切れかよガッカリだ」なんて思うだろうか。

否!!!

「すげえ!なんてイノベーション精神だ。今でもあんなに完璧なスイーツを生み出せる神の手なのに、まだ挑戦し続け、成長する気か!ちくしょう買って応援するぜ!!!・・・お、おおぉ?やっぱり美味しいじゃん!流石だな」となる、はずだ。
なるよね?
私は、なる。

今はもう、その界隈でスパイス系はそれほど異端児ではないけれど、それでもやっぱり少数派で、気になってしまう。

本日は、刺激的なスパイスのお菓子な話。

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パレドオール

三枝シェフがインドに旅をして、その時に出会った素材や風景にインスパイアされて作り上げた、チョコとパフェがある。

ショコラ インスピレーション インディア

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遠くからでも目を奪われる、華々しいデザイン。
箱を開くと・・・

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これまた、幻想的な世界観。

・インド産カカオ
  ( ビター70% ミルク40%)
・カリー風スパイス
・ガラムマサラ
・ラッシー
・インド産ジャスミン茶
・ダージリンファーストフラッシュ
・マサラチャイ
・ココナッツライム
・スパイス
・インド産ウィスキー
・マンゴー

新たな世界が広がる・・・とだけ言っておこう。
これを食べているとき、毎日がドキドキの連続だった。

パフェ インスピレーション インディア

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大好きなお店が、狂ったようにスパイスを打ち出した。
もっと好きになった。

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パティスリー レ・ ド・シェーブル
「ヤギミルククッキー スパイス&ハーブ」

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岩手県にあるヤギミルクを使ったお菓子を提供するお店。
ほんの一部商品だけれど、時折東京でも見かけることがある。

羊が、とても可愛い。

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・タイム
・マジョラム
・フェンネル
・クミン
・ピンクペッパー
・花山椒

そもそもマジョラムってどんな味!?
とか調べながら、真剣に味わう。

全部、全く全然違う味。
でも言語化しようとすると、どうしても「スパイシー」という表現になってしまい・・・難しいね。

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こちらも、食べ比べ系。

ボナイユート
「6種類スパイスチョコレート」

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もはや、見た目もほぼ同じだ。
しかし、味が全然違う。

・ローリエ
・ウイキョウ
・バジル
・クローブ
・ローズマリー
・オレガノ

煮込み料理に入れると美味しくなるという魔法のアイテムローリエ。
だが、そのものの味わいなんて知らない。

ウイキョウとかオレガノとか、尚の事。
知らない事の言語化って難しいなと、痛感した。
それでも容赦なく、美味しい不思議な味わいが口に広がる。

順番に食べていくと、それは「ドレミファ・・・♪」と音階が響き渡るような楽しさがあった。

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ヨロイヅカ EC コレクション

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美しい4つの宝石。
その中で、異端者が混じる。

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・トンカ
・わさびフレーズ
・マンゴエピス
・酒粕キャラメル

・・・わさび!?

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苺×わさび×ショコラ。

ちょっと何言ってるか分からない。
でも実はワサビ体験は、他にもいくつかある。

まさかの、KALDI。

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きなこ「香ばしきな粉」
甘酒「国産米使用 米麹あまざけ」
しょうゆ「もへじの醤油」
わさび「おろし生わさび」
シークヮーサー「沖縄県産シークヮーサー果汁100%」
ゆず「ゆず果汁100%」

お前…大衆向け輸入&コーヒー屋さんだろ?
もっとターゲット広くしなくて大丈夫か?

そして、私の中での”わさびチャンピオン”。
ダロワイヨ
「やみつきWASABI」

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このマカロンが、もっとも食べた瞬間に「ワサビだ!!!」と笑う。
それはもう、お腹を抱える。
味が変でお腹を壊すわけでは、決してない。
ただ、わさびのお菓子を食べてそれを本気で美味しいと思っている自分が可笑し過ぎて、大爆笑するのだ。

どのわさびも、辛くはなかった。
甘いワサビだ。
だから、案外ワサビが嫌いな人でも食べられるのではと思うけれど・・・。
さすがにコレ、プレゼントで渡すのは怖すぎる。
自分で楽しむのが良いと思う。

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サバディ
「チョコラータ イン タッツァ グル」

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オジサンがあまりにツボで、パケ買いした。
他にも、御爺さんとかお兄さんとかがいて、それぞれ味も違う。

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ホットチョコに入れて溶かすやつ。

このタイプは日本ではボンヌカフェのホットスティックチョコが有名。

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ボンヌカフェのは、フレーバーにもよるかもしれないが、結構甘めな印象。

対してサバディは物凄くスパイシーで野性的で、そのインパクトの強さを忘れられない。

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スパイスをきかせたケーキやクッキーは、挙げていくとキリが無い。

Sunday Bake Shop
「キャロットケーキ」

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キャロットケーキは、特にスパイスがよくきいているものが多い気がする。

チャイブレイク
「チャイクッキー」

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紅茶とスパイスは、とても相性が良い。
だから、紅茶屋さんの出すお菓子は侮れない。

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生姜系は、特に多い。

ピエールエルメ
「ジャルダンドシアム(=シャムの庭園)」

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ルピシア
「和生姜焙じ茶」

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リビエール
「シトロンヴェール・エ・ジャンジャンブル」

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プレスキルショコラトリー
「ジャンジャンブル」

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和光
「ジャンジャンブル」

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NUMBER SUGAR
NO.8「生姜のキャラメル」

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グリーン ビーン トゥ バー チョコレート
「ハニージンジャー」

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チョコレートツリー
「ジンジャー」

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べルアメール
「ジンジャーオランジュ」

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ダロワイヨ
「ジンジャーブレッドマン」

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ココアだって、生姜が効いていると美味しい。

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私は冷え性が酷いこともあって、生姜には、特に惹かれるのだ。
生姜10倍だって、美味しく飲める。

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オスロコーヒー
林檎のペッパルカーカ 北欧風タルトタタン

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「ペッパル」→「ペッパー」=スパイス
「カーカ」→「ケーキ」
つまり、スパイスケーキ。

オスロコーヒーのスイーツはレベルが高い。
このスパイスケーキから、私はオスロコーヒーのファンになった。

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カレーの催事の時、ひっそりとスイーツが混じっていたりする。

カレーとおやつと

八幡屋礒五郎のスパイス・チョコレートは有名。
まだ食べたことが無くてアソートを狙っていたのだけれど、残念ながら、完売。

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代わりに、この時はスパイス・マカロンを購入した。

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色鮮やかで、美しい。
スパイスって、なんだか手が止まらない怖さがある。
食感の軽さもあって、あっという間に無くなった。

イートインでは、スパイスかき氷。
サカノウエカフェ
「Apple スパイスティ」

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とろり、ジャムのようなアップルシロップは、ジンジャーがグッと香る。
強めの酸味はチャイ氷と合わせると不思議と甘くなり、中のマスカルポーネと絡んでまるでミルクティー。
スターアニスやピンクペッパー、ラムレーズンと合わせて冬景色が脳裏に浮かぶ。

どこか懐かしく美しい幻想を見せてくれる。
それは、スパイスの持つ不思議な力だ。

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ハウス食品が、面白いアイテムを生み出した。
「彩るスパイス時間」

製造工程で出る、製品に適さないスパイスの原料から作ったスパイスクレヨン。

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色を出してみる。

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紙から、ふんわりスパイスの香り。

どんな絵を描こうか。
想像が、膨らむ。

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振り返ってみると、私の人生にはスパイスが溢れているじゃないか。
なんて刺激的な人生だろうか。

インパクトあるスイーツじゃなくたって、日常には自然にスパイスが紛れ込んでいる。
そこにほんの少し目を向けるだけで、世界は一気に華やかになるはずだ。

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スパイスに、恋をしよう。


スパイシーなカカオ代表はドミニカ共和国。
こういうの広く伝えていくmeijiさん、ほんとお強い。

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