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【詩】背中を向けられるから

二人が一緒に居られた時

君は嘘なく僕を好きでいてくれましたか

隣に寄り添っていられた頃

君は偽りなく僕を想ってくれていましたか


せめて最後に頷いて貰えるなら

僕らの過ごした日々がニセモノでなかったなら

僕の足はようやく持ち上がりそうだから

そうして君の残り香に背中を向けられるから


ちょびっとの悲劇(94日目)

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