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フィオナ・アップル

フィオナ・アップルの新作「Fetch the Bolt Cutters」が出ていた。
ぼくは彼女のファンなので聴いた。
これからも何度も聴くだろう。ただ、それはすごくいいアルバムだからというよりは、彼女の新作だからだ。

楽曲としては「When the Pawn...」のときが一番よかった。アレンジで、いろいろな楽器をいれすぎていたけれど、アルバムの完成度は高かった。

「Fetch the Bolt Cutters」は、「The Idler Wheel...」の進化系みたいなアルバムで、少ないメンバーでこぢんまりと作った感じの音がする。曲も過去のメロディに似ているものがあって、そろそろフィオナ・アップルも新しい挑戦をすべきときが近づいているんだと感じた。
手近なものを使って、パーカッションとして使ったり、サンプリングした音をかぶせたりしても、楽曲としておもしろくなければ仕方がない。

というわけで、「Fetch the Bolt Cutters」はフィオナ・アップルのコアなファン向けの音源であって、多くの人に勧められるような作品ではない。

「When the Pawn...」の頃は顔もかわいかった。


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