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ピアノ弾き、コンポーザー。 オリジナル曲をLIVEで演奏中 バンド名:A Piece …

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ピアノ弾き、コンポーザー。 オリジナル曲をLIVEで演奏中 バンド名:A Piece of JAZZ quartet, A Hundred Birdsピアノ担当、もう少しだけ世の中に作品を残して行きたい

最近の記事

ふるさとを奪われる、故郷を失う、を想像して

井上美和子さんの語りと 石嶺香織さんの宮古民謡とお話 @京大会館に参加しました 副題は 福島から沖縄へ この2つの場所は福島の人達がふるさとに戻れなくなった過去が沖縄の未来と重なった想いです 先日、映画「戦雲」を観て来たばかりで 沖縄はじめ南西諸島が急速に軍事要塞化しているレポートの映画。 語り手の井上さんは 福島、南相馬で13年前に住んでた家から避難 その時の臨場感溢れる語りは 涙無くしては聴けない、そして今も 海へ流す ALPS処理水、という一見聞こえの良いテイで

    • 書法道場展2024年

      毎年3月にしまだいギャラリーで開催される 武田双鳳書法道場展に行きました。 書の先生、臼井さんの師匠の会です 今年で3回目ですが 臼井さんはますますのアブストラクト強めの 作品でした もう、紙に筆を走らせてない、上から垂らしたってコメントだったからw (臼井さんも京の表具を学んでるだけあって) 毎年の表装が素晴らしくピントが合ってて 私がお金持ちで大邸宅住まいなら買って帰りたい作品と思う。 総じて他の出展作品、どれも 凝っていてもちろん墨のテクスチャーも 素材によって使い分

      • 建築家の目線で京町家を巡り、解説してもらうツアーに参加しました

        コアな音楽ヲタク江坂さんの昼の顔は建築士で 生憎の雨でしたが  大勢の参加者とゾロゾロ歩いて 太陽が見えない、然も雨が結構降りしきる中 どんどん体温も下がり実は死にそうでした でも、建築家と謎な見学者集団の西陣 またひとつ忘れられない日が増えた。。 あと、ファサードと言う単語を使って 斜めに切った正面? 京町家は総じて二階の天井が低く 虫籠窓が一般的、これは主に倉庫。 と色んな名称も教えて貰った。 あと舟の板を使った看板とか 聚楽第の石塀とか。。 やはり西陣は不思議

        • 次世代JAZZコンサートピアノとダンス、有難うございました

          3月17日@白沙村荘 橋本関雪 画室 存古楼 ご来場頂いたお客様、私のお友達の写真など番外編 生誕記念、と銘打ったので沢山のお花も頂きました。 まだ桜の開花には少し早い気温で 花材屋さんで春の花も種類豊富な時期、 香りもカタチも愛でてワクワクする花たちを おウチで飾りました。 この日、遠くからの来客も。 画家のミサエさん、は小田原より来京 去年私も彼女の個展に箱根までヒョイっと足を延ばしたのでした。 もう1人は九州、小倉より来て下さった富士美さん 雨の白沙村荘もまた良し

        ふるさとを奪われる、故郷を失う、を想像して

          川島織物からファイバーアート

          京都国立近代美術館「小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ」 閉館1時間前にサッと入って 混んでなくていい感じでした 素晴らしい展示に圧倒されたけど この設営、凄い緻密な数学や計算式が背後に見えてクラクラしました 美術館の観せ方、展示次第で吉にも凶にも振れることが出来るし。 自分が先日セットリストを悩んでたお陰でこんな思考になっていると思われw 企画してセッティング、それに現場での処理能力。 経験値が必要 ストレス溜めて乗り越えて来た事が 無駄では無くなる時

          川島織物からファイバーアート

          京都JAZZ!

          私がリリースした 初のオリジナル作品、Royal Folksは 2019年、A piece of JAZZ quartet (大前チズルピアノ、武井努サックス、中島教秀ベース、清水勇博ドラムス)と名付けて CDと同時にアナログ12inch 45回転2枚組、というVinyl を 勢いで創り上げた。 リリースライブ以降 当時はさほど売れなくて在庫も残って ぁあ、所詮無名の音楽家のレコードはこれくらいか。。と思ってました、がしかし コロナ禍を抜け、2024年になっても売れて 京都の

          京都JAZZ!

          JAZZにおけるFreeの哲学を体感

          2/21@music cafe SOENで かみむら𣳾一、大前チズル、萬康隆トリオ 無事に終演しました かみむら𣳾一さんとの演奏は一旦ファイナル、 私にとっては オーネット・コールマンの音楽哲学に触れて 新たにレイヤーが加わった機会をもたらして くれたアンバサダーが任期を終えてお江戸に戻られる、って感じ これまで生きてきた中でも上位にランクインする重要な出会い!と感謝しています 萬(よろず)さんと演奏するのもこれで3度目で 何故もっと昔から知り合って無かったのかな? と

          JAZZにおけるFreeの哲学を体感

          Happy Valentine!

          今日はヴァレンタインデー 自分のためにショコラを買うw le fleuveのタブレット、金柑とノワゼット https://www.koudaiuegaki.com/ 今日はすごく暖かくて何かが開花しそうだった 地震もあったし不穏。。 そして私は咲き誇っていた土手の水仙を摘んで束にして ショコラに添えました 水仙って2月の寒さが堪える時期に可憐に咲く群生を見て 春が恋しくなるんだけど最近は同時に鼻炎が勃発して顔がぐしゃぐしゃにw 水仙、ダフォーディル(Daffodil)とい

          Happy Valentine!

          京都市長選挙が終わって

          「前橋と京都の乱」 斎藤美奈子 文芸評論家 (東京新聞「本音のコラム」)より 4日の前橋市長選で、4期目をめざす白公推薦の現職を破り、野党系の元県議・小川晶候補が当選した。保守王国でのまさかの快挙だった。 一方、同日の京都市長選では新人2人のデッドヒートの末、与野党が推薦する松井孝治候補が、市民グループの推薦と共産党の支援を受けた福山和人候補を制した。 二つの選挙は似ているようで少し違う。前橋市の場合は与野党の対決に野党系が勝った形だ。 京都市の構図はやや複雑だ。本命の

          京都市長選挙が終わって

          古代神話や彫刻に想いを馳せる舞台

          去年観に行って衝撃のステージだった ディミトリス・パパイオアヌー 今年もロームシアター京都に行って来ました ディミトリス・パパイオアヌー: 2004年アテネオリンピックの開閉会式の演出を手がけ、近年ではピナ・バウシュ亡き後のヴッパタール舞踊団から初のゲスト振付家に指名されるなど、世界のアートシーンでその存在感を際立たせている美術家 自身のルーツであるギリシャの神話・彫刻に現代アートや身体表現を接続する手法で唯一無二のスタイリッシュな舞台芸術を生み出している 昨年のロームシア

          古代神話や彫刻に想いを馳せる舞台

          ボサノバ・ギター

          日本屈指のボサノバギタリスト 中村善郎さんの歌と演奏。 薔薇に降る雨、という曲をyoutubeで観て 真似して歌ってみた、のが始まり こんなにポルトガル語が自然に馴染んでる 日本人が居るんだ! と。 で、ついにLiveを体感しに行けました 中村善郎ソロ@青谷音楽堂 ボサ・ノヴァの魅力の一つ 詞の世界などを解説しながら 完全生音ライヴ、と銘打って 会場結構広いのに何の増幅装置も無くて ちゃんと成立してて感激! 善郎さんのお話を聴きながら ブラジルに行き、現地のバールで

          ボサノバ・ギター

          新年に寄せて

          甲辰年、元旦から地震という 天災が訪れました 次の日に羽田空港で事故、と 波乱含みの年明け。 お正月、と言えど独り身の自分 孤独が一層際立ち、ずっと眠りに逃避しました その中で 死んだ人を想い出し 会いたい、話をしたい、と 叶わぬ気持ちを募らせたり そう、このところ私の中では 死が主題になっていて メメント・モリ という言葉を反芻し 常に死を近くに感じることで ブレずに今を生きる、こと。 身の廻りで 時間の過ぎるスピードが速くて ずっとピントが合わない感覚が この忙

          新年に寄せて

          12月のLIVE予定

          マルチタスクを処理出来ないまま 矢のように時間が流れてゆき、 ついに年末! 12月のLIVE予定をアップします、どこかでお会いできますように 12月1日(金)@祇園カポタスト 大前チズル Solo 20:30~ 21:30~ 22:30~(3stages) 075-551-1226 12月5日(火) @尼崎JAMMER 大前チズル、中島教秀DUO  0671777501 尼崎市東難波町4-13-13 20:00~ 投げ銭 中島教秀(Bass, Vo) 大前チズル(Pian

          12月のLIVE予定

          都だった場所のアートイベント

          11月18日みかのはらーと 木津川市加茂町、@寺子屋やぎやでの アートイベントに参加させていただきました 実行委員代表、キュレーターの炭本さん が中心となって地元の子育て世代の人たち、 アートを自分達で考えて制作して プロもアマも老若男女隔てなく発表する場所 (50組のエントリー!) なんとも風通しと気持ちの良いイベントでした 私も作家、城戸みゆきさんのインスタレーションの横でAmbient music を10分ほど演らしていただき 不特定多数の人に観てもらうぞくぞくす

          都だった場所のアートイベント

          2023年10月のLIVE予定

          今年の酷暑は身の危険を感じるほどで 秋分の日を過ぎてもまだ昼間は熱中症になる気温! 庭仕事はじめ色々が捗りません そしてある日急に寒くなるのかな 皆様もどうか息災で! 10月3日(火) @Live spot RAG https://www.ragnet.co.jp/livespot/32587 沢田穣治 (W.Bass)、大前チズル(P,Key,Voice)Duo OPEN18:30 / START19:30 前売 : 3,000円 / 当日 : 3,500円 配信

          2023年10月のLIVE予定

          8月30日は@ZacBaran京都

          かみむら泰一(Sax,electronics)さんと 大前チズル(Piano,voice,electoronics)初DUO、 初めてトライする曲、オリジナル新曲多めで 冒険心高めのステージをお届けします かみむら泰一さんは東京から京都へ来て2年目、少しずつ オーネット・コールマンの音楽言語と思想を 関西に拡散されてる功績は素晴らしいと思います 私も 地獄の釜の蓋を開けて その工程をほんの入り口だけ観た、くらいなんですが 怖いもの見たさと未知の領域のレイヤーを足す行為に 武

          8月30日は@ZacBaran京都