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藤井桃子さんの藁作品

彼女のしめ縄ワークショップに参加して
最初にしめ縄作り体験をしたのが
2018年

それから随分経て今年の3月に
再度縄ないを花背で受講

春分のその日、まさかの大雪で帰りが大変でした。
でも美しい藁を触り、芳香を嗅いだのが貴重な癒やし体験で五感が大喜び!

藁でジュエリー制作もする作家
藤井桃子さんは
自分で稲藁を原材料から育て管理、
トータルに行き届いた審美眼で材料も確保、
これがあの宝石のような藁作品を生み出す源なんだな、と思う。
(スーパーで廉価なしめ縄売られてるけど
材料も外国産だし)

藤井桃子さんプロフィール
京都の山里花背にて、希少品種である“あさひもち”の稲作を自ら行い、厳選した藁素材の確保と、制作まで一貫して行う。
地域内外から学んだ古来から伝わる日本の藁細工の技法やカタチをもとに、ジュエリーやアート
など、多角的なアプローチで現代に寄り添い、日本人の根源を呼び起こさせる、作品を目指し、藁表現の新たな可能性を広げています。

In Hanase, a mountain village in Kyoto, she grows a rare variety of "Asahi Mochi" rice herself, secures carefully selected straw materials, and handles the entire production process.
Based on the ancient Japanese straw craft techniques and forms learned from inside and outside of the region, she is expanding new possibilities of straw expression, aiming to create works that evoke the roots of the Japanese people, and that are close to the modern age through a multifaceted approach, including jewelry and art.

転載ここまで


若くて熱量と才能溢れる藤井桃子さん、今や
ヨーロッパのトップメゾンからオファーが来るような世界を舞台に藁art制作されているそう。
そして今回初の大阪での個展、
最終日に行ってきました

大阪 wa gallery



おっきな作品が展示してあって
特別な結界が一堂に介してる感凄かった!

これの小さい版がブローチだったり。
これも複雑な形状のオブジェ
力士のまわしっぽい
節がすごい
大作も展示。ほぼ完売していました
稲わらだけどart感満載



来場されてる方もお洒落な方達で
桃子さんの作品を身につけてる女性も。

私も和装で行こうと思ったんですが
時間足らなくて諦めたけど
着物との相性は言わずもがな。

お洒落な方達、女性のベルト&イヤリングは桃子さん作品


戦後GHQの政策もあり
日本の古来の風習や文化が軽んじられ
風前の灯になった時期を経て
今、ギリギリで稲藁を復活させ
世界へ向けて発信してゆく
彼女を眩しく頼もしく感じるばかりです

私も記念ツーショット撮ってもらいました


今後の活躍を楽しみにウォッチしてゆきたい作家さん!

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