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ふるさとを奪われる、故郷を失う、を想像して

井上美和子さんの語りと
石嶺香織さんの宮古民謡とお話
@京大会館に参加しました

副題は
福島から沖縄へ
この2つの場所は福島の人達がふるさとに戻れなくなった過去が沖縄の未来と重なった想いです

先日、映画「戦雲」を観て来たばかりで
沖縄はじめ南西諸島が急速に軍事要塞化しているレポートの映画。

右:井上美和子さんと
石嶺香織さん


語り手の井上さんは
福島、南相馬で13年前に住んでた家から避難
その時の臨場感溢れる語りは
涙無くしては聴けない、そして今も
海へ流す
ALPS処理水、という一見聞こえの良いテイで
未知の原発事故で出た処理水を海に放つ国
誰がどう抗っても
止められないのか?
不条理な現実がどんどん増幅しつつある
井上さんは方言をちゃんと話にいれて
しゃっぱぐってる(嘘ついてる)
とおっしゃっていた
その
海洋放出の話
汚染水を放出される海は
私自身だ、と。

対する宮古島在住の香織さん
宮古上布に惹かれて
移住され
現地に誰よりもコミットメントされている
彼女の言葉も明確に伝わってくる

宮古上布の魅力に目覚め
宮古島に暮らして16年
転勤族で引っ越しを繰り返して
やっと見つけた私の居場所、を
奪わないで!と。


藍染の美しいドレス、ブローチは鰹の切身w


ここ最近では
地対艦ミサイルが配備済み
こちらは
船を狙って開発されたもの。
そして
次は中国本土を攻撃する長距離ミサイルを配備
する計画があると。
島外避難の話が
浮上してどんどん具体的になっていると。

避難の前に
どうして美しい島を軍事要塞化するのか?
どちらも置き去りにされた一般の民衆が
どうあがいても抵抗しても
日米地位協定の旗のもと
粛々と進む軍備


この会をsettingされた直子さんと


私達も他人事と思わず
発言する人達に心を寄せて
不正に対抗して行かねば!
と心にクサビを打つ思いでした

#宮古島
#宮古上布
#福島
#南相馬
#井上美和子
#石嶺香織

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