水を飲むようにグイグイとされたこと、したこと、したいこと
携帯電話の電池が20%台になっていることに気づいて、焦って電源につなぐ。
すると、携帯から「ゴックンゴックン」って水を飲むような音がしてくる・・・気がしませんか?
特に初めのころ、グイグイ勢いよく「飲んでいる」ように思える。
あっという間に50%を超えて、「ふうっ」ってひと息ついて、飲むのがゆっくりになって、98%からはなかなか動かない。99%って長い。
赤ちゃんがおっぱいを呑むときもそんな感じだった。
息子におっぱいをあげていたとき。
飲み始めは、あんなに小さいのにゴキュゴキュ飲んでいく。
すごい勢いで。
生きる力を感じた。
受けた母親学校や勉強したことで「母乳育児」に夢中になって、結局最後まで母乳で通してしまった。
あんなにがんこにがんばらなくてもよかったのに、と今は思う。
母乳だけで通したから、すごくやせてしまった。
やせたというよりも、やつれた、という状態。
おしりなんてペタコンだったし、おなかと背中が本当にくっつくかと思った。
いつも空腹で、時間ができたら何か食べていた。
夕飯前にカレーライスを食べた! そのあと夕飯も普通に食べた。
ごはん屋さんで夫は普通盛りなのに、私はごはん大盛りをお願いした。
高校生男子並みにバクバク食べた。でもまったく太らない。
つらかったのにミルクを併用しなかったのは、私がものぐさだったせいもある。哺乳瓶を消毒して、お湯を沸かして、ミルクを溶いて、冷まして・・・と聞いただけで「できない」と思ってしまったのだ。
出かけるときにもお湯とミルクと哺乳瓶を持つと考えただけで、「う~ん」とうなってしまった。着替えやおむつ、自分の荷物。これ以上、重くなるなんて、と。
みんなやっていることなのでやればできたのだと思うけれど、疲れていて逃げてしまったのだ。
そんなわけで息子はゴキュゴキュと飲み続け、私はバクバクと食べ続けた。
今は食べただけ、肉がつく。これはこれで、「う~ん」とうなる。
代謝が落ちて、ヨガに行く回数も減って、困ってはいる。
思い出す、あのころ。
ただガツガツと飢えたように何かを吸収すること。
それはなつかしくて。
食べるだけじゃなくて・・・
おもしろい本に出会った時、ガツガツと読んだ、あの感じ。
好きなことを見つけた時に、資料を探したり、集中して勉強した、あの感じ。それは着物だったり、ワインだったり。
気になると関連した小説を読むのが常だった。マンガも読んだっけ。
読んでばかりだった。幸田文を読むと、娘の青木玉の本を読んだり。
ワインの本やマンガにも酔って。
そうやって仕事以外はインプットばかりが多くて、アウトプットしたい、と思ってnoteを始めたのだった。
しばらくnoteをガツガツと書いて、きた。
ここ半年くらいは、特に熱心に書き続けてきた。
書くことはおもしろいし、読んでいただけて、とてもとてもうれしかった。今ももちろんうれしくて、スキやコメントをいただくたびに喜びに包まれる。
でも、ふと立ち止まりたくなるときもある。
最近、同世代の友人が放送大学に入学した。
少し年上の知り合いは大学院に入学した。
「勉強をしたい!」という姿がとてもすてきで、まぶしい。
私も、もう一度ゴキュゴキュと勢いよく水を飲むように、勉強したいな。
でも、とまた思う。
それは「どうしてもこれを知りたい! 勉強したい!」と思うことが見つかったときだな。
勉強したいことはいっぱいあるけれど、今は「どうしてもどうしても」というほどではない、のかも。
見つかったら、その時。
また勉強できたらな。
炎天下に、水を飲むように。
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