かんたん栄養たっぷり素麺で、「秋バテ」を追い払おう

まだ蒸し暑いときに食べたいひと皿、名残りの素麺。
疲れをとってくれる、かんたん、色鮮やかで栄養たっぷりのしゃぶしゃぶトマト素麺、召し上がれ。

残暑がまだ続いている。もはや残暑ですらないのかな？
もう涼しくなるだろうと思ってからの蒸し暑さは、体にこたえる。

最近は夏バテだけではなく、秋バテという言葉も聞く。
実際、夏の疲れは秋によく出るし、食欲がわかない時もある。

この疲れを、追い払いたい！
長引かせたくない！

でも面倒な料理は作りたくない！

そんな時にお勧めのしゃぶしゃぶトマト素麺。
豚肉が見えないけれど、トマトの下に隠れている。

のせていくだけの、かんたん素麺

作り方

トマト、キュウリ、みょうが、シソなど冷蔵庫にある生で食べられる野菜を切っておく。
お湯を沸かし、先に豚の薄切り肉をゆでる。
氷水にとってもいいけれど、私はざるにとって（お皿でもいい）冷ます。
素麺をゆでて、ざるにとり、流水でもみ洗いする（普通の素麺と同じ）。
丼などにめんつゆを入れる。
素麺、豚しゃぶ、トマト、きゅうりをのせる。
シソ、ネギ、みょうがなど薬味をのせていく。
あったら、カイワレかスプラウトをのせる。

キムチも合う。その時はキムチの汁を少し入れると、おいしい。
途中で味を変えるのにキムチをトッピングするのも、あり。

15分くらいでできちゃう。
さっと作ってさっと食べられて、楽。

豚肉ではなく、鳥のササミやむね肉、ハムなどでもおいしい。
温泉玉子を入れてもおいしい。

野菜もお肉も、冷蔵庫にあるもので作ればＯＫ。

かんたんだけど、栄養バッチリ！

今回使った豚肉は、疲労回復に効くビタミンB1が牛肉の８～10倍もある。
ネギなどの野菜と一緒にとると、吸収がよくなって効果倍増。

トマトは抗酸化作用の強いリコピンやビタミンC、カリウムなど栄養素をいっぱい含んでいる。
それにうまみ成分のグルタミン酸も豊富なので、汁に入れて混ぜながら食べると、つけ汁がおいしくなる。
もっと小さく切って入れてもいいかも。

キュウリはカリウムを含んでいて、むくみをとってくれるし、体の熱もとってくれる。
寒いときに食べると体が冷えちゃうけれど、暑気払いにはいい。

薬味もそれぞれ栄養価が高い。

特に最後にトッピングしたスプラウト（今回はブロッコリースプライト）は近年、注目を集めている野菜。
野菜の新芽で、発芽したてだと凝縮した栄養素が含まれているとか。
ピリッとした風味には、抗菌効果やがん予防の効果まであるらしい。

まだ棚に素麺が残っていたら作ってみて。もちろん、涼しくなってからも食べられるし、何より素麺は賞味期限が3年以上と長い。
だからとっておいてもいいけれど、場所ふさぎだな、と思ったら食べちゃおう。

だるさも秋バテも、早く追い払いたい。

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