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小学校の先生から入学前に「話せる子になってほしい」お願い

小学校で「話せない」子が多くて、先生が困っているそうです。
話せる子といってもおしゃべりなことではなく、自分のことを言えること。
どうやって「自分のことを話せるようになるか」を考えていきます。


幼稚園・保育園から小学校に入学して、大きく変わること。
それは「ずっと大人が一緒にいない」。
クラスの人数がぐっと増え、先生も休み時間にはいない時もあります。
その時に困るのは子どもが「話せない」こと。

私は教育に携わっていないのですが、「機会があったら話して」と頼まれたので、伝えますね。

困ってしまう場面

たとえば休み時間の校庭で、大泣きしている女の子がいます。
近くに男の子がいます。

呼ばれた先生が近くに行って聞きました。
「どうしたの?」
女の子は泣いているばかりで答えません。
近くの男の子に聞いても「う~ん・・・」。
女の子が泣き止んでも、理由を言いません。

こんなことがすごく多いそうです。

つい近くにいた男の子のせいにしがちですが、関係がないことも多いです。

また「あなたたち、何かしたの?」と聞いても、答えられない。
「見ていたなら教えて?」と聞いてもだんまり。

先生は困ってしまいますよね。
これが毎年全国で繰り返されているそうです。
うちの子もやっていたと思います(後述)。

保幼小という、保育園・幼稚園・小学校の連携を強めようという集まりがあります。
私は詳しくは知りませんが、知人の小学校の先生が毎年行って同じ悩みを聞く、と教えてくれました。

お母さん・お父さんへのお願い 話の聞き方

お子さんの話を聞くときに「うん(はい)」「ううん(いいえ)」以外の答えができるように聞いてみてください。

転んで泣いているときに「痛かったね」「大丈夫?」ではなくて、たとえば
「どこが痛いの?」「どこをぶつけたの?」
話さなくてはいけないので、早く泣き止む効果もあります。

おやつを食べているときに
「おいしい?」ではなくて「どんな味?」

公園に行ったときにすぐに遊具へ連れて行かないで
「どれで遊びたい?」
指さしたら「な~に?」とあえて聞いてみます。

兄弟げんかやお友だちとのけんかは絶好のチャンス(?)です。
「どうしてケンカしたの?」「なんでおこったの?」
と聞いて、説明してもらいましょう。

待つのが大事

正直言って、面倒です。

ちなみに私の息子はすでに高校生。
これを聞いたのは最近。
ということで、私は残念ながら実践していません。

でも、その大切さはわかります。
小学校に入学して、ケンカして電話がかかってきたことが何度もありましたから(涙)。
ケンカの理由がわからないと、なぜ起きたとか、どちらが悪いとか、わかりませんからね。
困りました。

だからこそ、間に合うならぜひ。

面倒ですが、まずは2,3分。あるいは5分。
長くて10分。・・・長いですね😅

でも、この力は一生役に立ちます。

なるべくかがんで目線を合わせて、聞く姿勢を作りましょう。

「○○だったんだね」と決めつけないで。
子どもの言い出す「ことば」を待つ。
ふんばりどころです。

効果的な方法は

できるだけたくさんの大人と話せると、言語力は上がります
うちは私と夫と息子の3人家族。これも残念。

できたらおばあちゃん、おじいちゃん、親戚、友人、ご近所の人。
一番いいのは、あまり事情を知らない人と過ごすこと。

そうすると「あれ」といっても、「ん?な~に?」と聞き返されるので、答えなくてはいけません。

だから機会があったら、友人や親せきなど、いつも一緒にいない人と過ごしてもらえたらいいですね。ベビーシッターさんなどもありです。

いえるようになってほしいこと

子どもに話せるようになってほしいといっても、おしゃべりにならなくてもいいのです。
それは性格なので。

聞いた時に
・何があったか
・どうしてほしいか
・何がほしいか

を話せること。

例えば何人かでケンカしているときに聞いたら、
・おやつの取り合いでケンカしていた
・ちゃんと公平に分けたい
・(種類が違う場合は)何がほしいかをいえる

みたいな感じです。

これができるようになったら、近所のお友達などが集まった時なども助かりますね。

【まとめ】
教育関係者ではありませんが、小学校の先生にお願いされたことなので伝えました。
子どもに自分のことを話せるようになってほしいこと。
そのために質問の仕方を考えること。
少し待つこと。
話せる内容は、何があったか、どうしてほしいか、何がほしいか。

来年入学されるお子さんも、今からなら大丈夫。
いっぱい話してくださいね。


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