お正月にハレの日の衣装をまとう悦び
着物を着て、お初もうでに参りました。
近所の氏神様にお参りして、開いていたお店でお菓子を買っただけです。
でもとても気持ちのいい「お出かけ」でした。
着物のおかげで新年の改まった気持ちになれました。
美術館に出ようとしたら、事前予約がいっぱいだったので予定を変えてお初詣でに。
高校生の息子もつきあってくれました。
椿文様の着物に、正倉院模様の帯
今日は季節に合う椿の着物に、正倉院模様(と呉服屋さんにいわれました)の葡萄の帯を選びました。
椿といっても色々な絵がありますよね。
みおいちさん、着物の模様、見ていただいてもいいですか?
みおいちさんはnoteの着物のお師匠さんです。
お時間のある時に、よろしくお願いします。
ハレの日を感じる「晴れ着」
着物を着ると、折り目正しい気持ちになります。
私はまだ日常的に着物を着る生活にはなれないので、特別感があります。
去年から今年のようなとき。
ハレの日もなく、ただ昨日から今日に続くような日々。
お正月といっても、華やかな気分になれません。
でも着物を着たら・・・ふわりと光をまとった心地よさに包まれました。
きゅっと帯を締めると、シャンと背筋を伸ばしたくなります。
まとっただけで、今日を特別な日だと思えました。
お正月は年の始まりの節供です。節供とは・・・
年間の折り目となる年中行事をいう。(中略)節(せち)は竹の節のように年間のところどころにあって、生活の句読点の役目を果たす。今も、おせち料理などのことばが残っている。(後略) ニッポニカより
そういう節目にふさわしい衣装ですね。
「晴れ着」という言葉がぴったりです。
お振袖でなくても。
帰ったらたたんだり、さぼしたり(風にさらすこと。着物ハンガーにかけて湿気を飛ばします)、ちょこっと手間がかかります。
それも「手のかかる子ほどかわいい」と思いましょう。
私はかなりいい加減ですけど💦
着物を着ると夫は喜んでくれて、息子もいつもより少し気を遣ってくれるように感じます。
明日も着物を着て、出かけようと思います。
あなたにもこのお正月、ハレを感じることがありますように✨✨
見出し画像は東京国立博物館の源氏物語図です(江戸時代)。
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