45歳女子、転職する？辞める？②
前回、45才総合職女子のキャリア問題を書きました。
この時、辞めて自営業を考えるかの相談の他に、会社では今後どのように過ごすかについてアドバイスをしました。
１.何かキャリアを1つだけ創る
会社に行っている以上、週に40時間以上を会社で過ごしている訳です。毎日毎時間つまらない、面白くないといっていると、この時間を無駄にしていることになります。
会社の組織や上司とは関係なく「自分のキャリアを積む」という考え方に切り替えて下さい。
転職するにしても
「あなたは何ができますか？」と聞かれた時に
「私はプレゼンテーション資料の作成が得意で、私の作成したプレゼン資料で、会社は数回のコンペ案件を獲得できました。意図を組んで資料作成が得意です」
といえたらどうでしょうか？
「私は、マネジメント能力を身に付けるために、東商のビジネス検定2級を持っています。これが部内の人間関係やモチベーションをアップするのに非常に役に立ったので、目的を持った組織のマネジメント能力にはお役に立つと思います」
45歳で、もし、転職するにしても、
「自分は●●できます。それが御社にとってこのように役に立てます」といえるキャリアを身に付けることです。
このキャリアは、英語でも、プレゼン資料でも、資格でも、ともかく自分が興味を持ったことを学んだ前向きさの証明になります。
仕事に関して前向きではない人を雇う会社などないでしょう。
それに、もし自営業の道に進んだとしても、簿記や、貿易事務、プレゼン資料作成、どれもが無駄なく役に立ちます。
自分の為に何か一つキャリアを創ろう。そう思ってみたらいかがでしょう？
2.「教えてもらえればできます」は新入社員
私は企業の採用サポートをして、面談に立ち会っていますが、総務人事で応募してきた方に「給与計算と、社会保険お手続きはお任せしていいですか？」というと、
「教えてもらえればできます」という方が結構数います。
「はあ？」です。
45才にもなって「教えてもらえればできます」といわれると
あなたは今まで何を仕事でして来たのですか？
と疑いたくなります
会社はあなたに給与を払います。一人でお任せできる業務がないと、学校ではないのですから「教えてもらえれば」なんて言っていたら転職は厳しい。
「あなたはこれができる方ぜひうちの会社で働いてほしい」と言われるキャリアをもって転職するのが、45才です。
3.キャリアは見える形にする
自分は○○できます。
できることを列挙してみましょう。そしてその根拠となる資格があるならば資格取得をして、キャリアを視える形にする事です。
それは自分の自信になり、仕事の時間の中で何かを創る努力をした証です。あなたの新しい未来に繋がっていく可能性を示します。
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