[アニメ感想] 大雪海のカイナ:超未来世界の人類が暮らす奇想天外な世界…
超未来の人類。ナウシカっぽい世界観。
未来だけど幻想的なファンタジーのような世界。
なんか全てがツボでした。
主人公のカイナは「軌道樹」という大気圏ギリギリくらいの高さまで伸びた巨木の上の「天膜」で、老人たちと暮らしている。
「天膜」の村にはもう数人の人間しか残っておらず、カイナは人類が残した最後の子供…という認識になっている。
そんなある日、「天膜」で狩りをしていたカイナは、下から浮遊する生物に乗ってやって来たリリハと名乗る女の子と出会う。
彼女は「軌道樹」の根元に張り付くように建設された王国の王女さまだという。
地上では水が枯渇しており、それを巡って戦争が絶えない。王女は “天幕に住む賢者が人々に水をもたらす” という伝説を信じて上まで登ってきたのだ。
だが、天幕には彼女の言うような賢者はいなかった…。
地上に自分たち以外の人間がいることを知ったカイナは、リリハと共に軌道樹を降りることを決意する…。
あらすじはこんな感じ。
超未来世界でも人類は暴力で物事を解決しようとしていて、 “水” の所有を巡って戦争をしている。
この物語では、衝突する二つの国が主に描かれるんだけど、どちらの住民にも感情移入できるようになっていて、争いを終わらせることの難しさを痛感させられてしまう。
天幕で生まれ育ったカイナには争いをする理由が理解できず、「わけあえばいいじゃないか」「話し合えばいいじゃないか」と考えるんだけど、「話し合って通じる相手ではない」とリリハに言われてしまう。
これらをすべて踏まえて…このOPは神曲すぎるのだ…。
フルでもぜひ聞いてほしい。私はヘビロテだ。
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