[アニメ感想] BLEACH:厨二心をくすぐる全てがつまっている
現世とあの世を股に掛けた剣術アクション。
主人公の黒崎一護(くろさき いちご)は霊感の強い硬派な不良高校生。
ある日、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊に襲われているところ、死神を名乗る小柄な女性 ルキアと出会う。
そんでいろいろあって、一護はルキアから死神の力を吸い取ってしまい、現世にいながら死神代行の仕事をするはめになってしまうのだ。
死神と言っても、『BLEACH』における死神は、我々の知るものと少し違っていて、組織的に隊を組んで活動している大きな団体である。
彼らは現世を荒らす虚(ホロウ)を除霊したり、迷える魂を霊界に送ったりして、現世と霊界の魂の量の均等を計る仕事をしている。
死神たちは死覇装(黒い着物)に身を包み、斬魄刀(日本刀によくにた刀)を帯刀していて、私的にかなり萌える容姿をしている。
それから、死神たちは神というより侍っぽい感じで人間味あふれる無力的なキャラクターが満載なのだ。
黒崎一護というイレギュラーが加わることによって、霊界の秩序がかき乱され、長年裏でうごめいていた陰謀などが明るみになっていき、過去と現在、現世と霊界が入り乱れて、散りばめられた伏線がどんどん回収されて行く物語がとてもおもしろい。
それから何といっても登場人物や使う技などのかっこよさがすばらしいのだ。
厨二病が刺激されまくりなのだ。
そもそも着物に刀で私的にはパーフェクトな出で立ちなんだけども、刀の力を解放させるのに段階があり、戦闘能力にブーストがかかる仕掛けとかやばすぎなのだ。
さらに、死神たちは破道とか縛道と言った気功のような霊術も使うんだけど、これが、厨二全開ですばらしい。
それぞれ一番から九十九番まであって、基本的には詠唱を唱えてから「破道の三十一 赤火砲!」とか言いながら技を出す。
無論これには無詠唱で技を出す「詠唱破棄」とか、「二重詠唱」「後述詠唱」などもあり。
かっこよすぎなのである。
死神たちが所属する護廷十三隊という組織には、何番隊隊長、副隊長などめっちゃ強く個性も強い死神たちがいて、全員推せる状態…。
みんなかっこよです。
護廷十三隊以外にも魅力的な人物が次々出て来て、謎が謎を呼ぶ展開が続くのだ。
ちなみに私のイチ推しは浦原喜助です。
只者ではない雰囲気の謎多き人物。
とにかく話数が多いので途中ダレるかもですね。
アニメオリジナル編を飛ばしてもいいのかなと思います。
※この映像はネタバレ含まれます
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