[アニメ感想] アドベンチャー・タイム:子供用につけていたら「何?今の話!?」となって結局全部見ちゃう系
いきなり子供向けアニメ? と思うかもしれないけど、かなりヤバめの世界観を持った超大作である。
最初は子の気を逸らすために何となくつけていたんだけど、「何?今の話!?」となって結局私がガン見してしまったという次第で。
『アドベンチャー・タイム』は核戦争で現文明が崩壊し剣と魔法の世界となった超未来の地球が舞台である。
主人公のフィンは、希少種となった人間の子供で、冒頭ではその素性は解らない。
フィンは巨大なツリーハウスに、義兄弟で相棒の二足歩行で喋る黄色い犬ジェイクと共に暮らしている。
ジェイクは様々な形に体を変形させることができ、その理由も謎なのだ。
さらに、フィンたちはビーモというゲームボーイのような形をした小さなロボットとも同居しており、このビーモがめちゃかわで萌え萌えきゅんなんだ。
フィンが暮らす世界にはお菓子の国があったり、魔法使いや妖精、吸血鬼などのはちゃめちゃな住民がワラワラいて、とにかくどのエピソードも狂っている。
狂っているの度合いがちょっと行き過ぎなほど狂っているんだ。
で、狂っているだけでなく、どこか仏教的な宇宙感がしれっと混ざってきたりして、「まじで?! いまの何なの!?」と文字通り二度見したりする羽目になる。
深すぎて唸ってしまうこともしばしば…。
これらのとんでもない物語の数々は、基本的には一話完結型なんだけど、だんだんと主要キャラたちの過去や、出生の秘密なども語られるようになり、そのどれもこれも驚愕でおぞましい。。
そう、完全に狂っている…。
この狂気的な世界に触れるたびに、最近(子ができてから特に)真面目な一市民のフリをしている私は思い出すのである。
ああ、そうだった。私こっち側の人間だった!!!!
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