[才の祭:忘れたころにスピンオフ第二弾] この世界で
忘れたころにスピンオフ…。
先日、『才の祭』という企画について書きました。
今日はその続きです。
この企画は、応募された中から選ばれた物語にみんなで曲を作るというものでした。
季節はクリスマス。
『二人の愛の物語』をテーマで物語が募集されました。
その時、私が書いた物語に、なんとですね、いつもステキな短歌を詠んでいる春~と共にさんが歌詞を書いてくれたのです。
ロマンチックな物語が並ぶ中で、めっちゃ斬り合っている私の物語に注目していただける方がいて本当に本当に嬉しかったのです。
ご本人の許可を頂きまして、今回は、その歌詞に曲をつけて歌ってみました。
実は詩から先にできているところに曲をつけるのは初体験です。ドキドキなんですよ。
春~と共にさん、背中を押していただきありがとうございます☆
まずはどうぞ聴いてください!!!
※(教えてくれたの)のところだけ繰り返させていただきました。
▽ 歌詞の元記事はこちらです。
▽ 私の書いた物語はこちらです。
◎ちょっと解説
最初に少し書きましたが、今回、詞先というものに初めて挑戦しました。
しかも、自分以外の方が書いた詩に曲を作るのも初めてで、もちろんそれを歌うのも初めてです。
初めてづくしです。
長々とやっていても初めてというものはやってくるのですね。
この機会を作ってくださった春~と共にさん本当にありがとうございます☆
春~と共にさんが書いてくれた歌詞は、私にとっては大変新鮮な響きでした。
詞先の曲は、どうしても言葉とメロディがちぐはぐで不自然に聞こえるものがあったりもするのですが、春~と共にさんの言葉は自然な流れになっていて、違和感なくメロディをつけていくことができました。
この曲は、私が書いた物語に沿って作られていますので、物語の説明もちょっとさせてくださいねん。
クリスマスで愛の物語…というテーマで、私の脳裏に浮かんだのはジョン・レノンの『Happy Xmas (War Is Over)』でした。
戦争は終った…戦争を終わらせる物語にしよう。
それでなぜか斬り合いの話になるわけなのだけど、お互いの家族を殺した相手、しかも自分たちも殺し合いしている二人が愛し合うことはできるのか…という難しい問題に取り組んでしまった結果なのでありました。
ロミオとジュリエットのように愛し合った挙句に死んでしまうのではなくて、殺し合っていたけどそれをやめて、ついでに戦争も終わらせちゃう二人がいてもいいんじゃないか、と思ってね。
尺の問題でこの物語の中では登場人物の心の動きがあまり書けなかったんだけど、それを春~と共にさんの歌詞が美しく表現してくれました。
この歌は女の子の方のナギサの心情になっていますが、だんだん変化していく様子を言葉で表現してくれています。
曲調もそれにあわせて変化するようにしてみました。
ナギサは頭の中がごちゃごちゃになりながら変わっていきますので、そんな感じで。
あとはアクション多めなので、それに合うような感じの曲調にもしてみました。
秋の夜長にぜひいかがでしょうか?
最後に改めて、春~と共にさんありがとうございました☆
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