新宿のビデオゲームバー、16SHOTSのRENEWAL PARTY VOL.2に参加してきました!
今回は私の心の拠り所とも呼べるお店、新宿にある「16SHOTS」というビデオゲームバーについて紹介するとともに、2023年3月25日(土)に行なわれた同店のリニューアルパーティーの様子について触れたいと思います。
16SHOTSとはこんなお店
16SHOTSとは2006年7月に新宿の地に誕生したビデオゲームバーです。いわゆる家庭用ゲーム機やPCゲーム、アーケードゲームなどビデオゲーム文化の愛好家に対して開かれた「お酒を飲みながらビデオゲームについて思う存分語ることのできる場所」です。
百聞は何とやら。
とりあえずお店の中をぶらり見渡していただくとしましょう。
…とまぁ、このようなお店です。
いちいちどれが何とかの説明はしませんが、とりあえずここがビデオゲーム愛に包まれたお店であることは伝わったのではと思います。
分かる人には、分かる。
それで良いし、それが良いのですよ。
この素敵なお店を取り仕切っておられる安部店長は、かつて私と同じく電波新聞社の月刊誌「マイコンBASICマガジン」(通称「ベーマガ」)にて執筆しておられました。
移転、クラファン、そして復活!!
ビデオゲーム愛好家の集うオアシスとして新宿に根付き、静かな人気を博していたこのお店ですが、とある事情により移転を余儀なくされてしまうことと相成りました。
とある事情について興味がある方は上記リンクをご参照ください。ともあれ再起を賭けたクラファンで見事700万円over(!)を達成した16SHOTSは、同じ新宿の地にて華麗なる復活を果たすこととなりました。いかにこのお店が愛されていたかが伺い知れるというものです。
そのクラファンの返礼品として用意されていたもののひとつが、この記事で紹介する再開記念パーティー「16SHOTS RENEWAL PARTY VOL.2」だったのです。なおこのイベントはコロナ禍による過密を避けるため3回に分けて開催されることとなっており、今回私が参加してきたのは第2回目でした。
16SHOTS RENEWAL PARTY VOL.2~ゲームDJにゲーム大会、そして16SHOTSのあゆみを振り返るスライドショーなど
ということで、ここからはイベント紹介いきます!今回は支援者特権ということで、存分に楽しませていただきました!!
ゲームDJの皆様方♪
この日はDJが4名お店に入っておられました。ゲームバーなのにDJって何?と思ってたら、これが何と往年のゲームミュージックだったりゲームに関する番組だったりを上手いことMixしてるんですよ♪♬
ゲーム大会
ゲーム大会はバーの片隅でさりげなく?行なわれていました。
市場未公開の作品「R-GEAR」で1面ボスに到達した時点でのスコアを競う…というものです。
ゲーム的にはタイトーのシューティング「レイ…」シリーズな感じ。
スライドショー
16SHOTSの歴史を振り返るスライドショーのコーナーでは、店長がこのお店を立ち上げるまでの経緯、物件探し、開店後の様子、当時の新聞記事、開催されたイベントのこと、そして移転に至る経緯についてなどが赤裸々に語られ過ぎました。
スライドの一部をここに紹介させていただきました。さすがに支援者特典で公開された情報をあんまりバラし過ぎるのはどうかと思ったので、あくまで断片的なところに留めました。特に移転に関するストーリーは生々しすぎる出来事と思ったので載せてません。興味ある方は先に挙げたリンクを参照してください(もしくはお店に来て店長に聞いてみてください)。
リニューアルイベントから16SHOTSを振り返る
そんなこんなで、とても楽しゅうございました。わずかな支援金でこんなに素敵な時間を味わえるなんて…安部店長には感謝しかありません!!
居心地いいんですよやっぱり。店長がビデオゲームバーとしてのコンセプトを大切にして営業されているので、常にゲーム愛に溢れた会話が高い解像度で飛び交っているのが何とも心地よくて。私はゲームをしばらく離れていたこともあり、ちょっと後ろめたい気持ちになることもあるのですが、ここに来ると「あぁ、やっぱり私、ゲーム好きだ!」って。
自分が何で出来ているのかをあらためて実感できる。
私にとって16SHOTSとはそんなお店なのです。
前から16SHOTSのことをこのnoteで紹介したかったのですが、私の文章力でこのお店の魅力が伝わるか、むしろ失礼に当たらないだろうか…と思ったりしていました。そういう意味で今回の「16SHOTS RENEWAL PARTY VOL.2」は、このお店のことをお伝えできるまたとない機会でありました。
趣味を凝縮したような空間なので、ハッキリと人を選ぶお店です。
刺さる人には刺さる。
「マイコンBASICマガジン」は最盛期28万部を売っていたそうなので、潜在的にはそのくらい大勢の顧客層に刺さるポテンシャルを持ったお店だと言うことができるかもしれません。当時のその世代がいま何歳かっていう問題はありますけれども(苦笑)。
でもいま、一部ではレトロゲームの再ブームがきてるっていうし!
若い世代(20代とか…?)とそういう話、できるときが来るのかも?
16SHOTSが新旧世代問わずビデオゲーム好きな人たちにとって、これからもゲーム愛を語り合える止まり木のような存在であり続けますように。年月や世代を超えて、これからもずっとずっと。
(了)
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