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「チャレンジ!AIプログラミング」最近の子供は侮れない

いやはやスゴイですね。「子供の科学」で「AIプログラミング」ですよ。
「小学生から始める人工知能プログラミング」ですよ。
そら思わず大人も買っちゃいましたよ!

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こないだのnoteで「こどもプロコン」について触れたように、いま小中学生の間でプログラミングがアツいです。
プログラミング教育の必修化が与えている影響もあるでしょうが、トレンドであるAIとか機械学習といったものに対する純粋な知的好奇心の表れでもあることでしょう。
そんな子供たちに向けられた雑誌がこれですよ。先行き不透明なこの時代、AIプログラミングのキャッチコピーに「未来をつくろう!」とか書かれてたらそういう気になりますって。

かくしてもうじき40代もおわりそうなオジサンもつられて購入。
これがホントの大人買いですな(ちがう)。

わくわくしながらページめくってみると・・・。

・iPS細胞を用いて傷ついた心臓を再生する治療を開始
・プロジェクションマッピングで手術中にリアルタイムガイド
・複数人のモーションキャプチャーをカメラ映像だけで行う!?
・貴重な標本を傷つけることなくDNAを抽出
・核融合へのとびら 実験装置の内部を大公開!

えと、私が読んでるのって「日経エレクトロニクス」って本だっけ?
「電波新聞」でもなかったよな確か。

うそー!!
これ小学生が読んでて、クラスでこういうの話題になったりしてるわけ?

・・・いやはや失礼。
あんまりバカにしたらいかんよね。

いやでもこれ、私も含めて親世代は相当危機感持たなきゃダメですよ。
いまこれを読んでいる親世代の皆さん、さっきあげたタイトルのような話題について、どのくらい語れます?
この記事程度の内容なら腹落ちしてて、子供と食事の時に話題にできます?
でもそれが、いまこの令和の時代に親であるってことなんです。
恥じなきゃいけない、と思いました。
子供たちが「未来をつくろう!」とか言ってるのに、親が私は技術的なこと知りませんじゃ務まらない。自戒を込めて。

さぁそれで気になるAIプログラミングです。

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画像は「子供の科学」Webサイトより。
https://www.kodomonokagaku.com/magazine/

記事前半はAIの概念や実際にどのように使われているかについての説明。
この中で
「AIについて、はっきりとした定義は決まっていません。ただし、おおよそ「人間が動かしたり考えたりするのではなく、コンピューターが自動で判断する何か」と言えるでしょう」
とありますが…ウーン小学生これで納得するかなぁ。
同ページに
「人工知能(AI)人間の知能を再現できるような技術」
とあるので、それが一応の答えでいいと私的には思うんだけど。
実例として機械翻訳の精度向上について触れているのは、多言語コンテンツで苦労した私にとっては腹落ちする話でした。

気になるプログラムは、Scratchの拡張機能MLSScratchを用いて指差しのジェスチャーを覚えこませ、そのジェスチャーを用いて「ポン」(ボールをラケットで打ち返すゲーム)をプレイさせるというもの。
今日買ったばかりなのでまだ実物で実験してはいませんが、ともかく肝はコンピューターに何度も何度も何度も何度もジェスチャーの画像を見せて覚えこませるってところのようです。また実際に遊んでみたらレポートしたいと思います。ということで、続きはまたの機会!

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