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大切なものは目にみえない

今朝、朝の散歩に行った帰り道、

大きなレジ袋を大切そうに

持って歩いている

おばあさんを見かけました。

そのレジ袋の中には、

新鮮なインゲン豆がいっぱい入っています。

おばあさんは、

このインゲン豆を使って料理をして

自分の家族に美味しいものを

食べさせてあげようと思って買ったんだな

と思ったら

胸の中にスーッと

温かい気持ちが湧いてきました。

その光景を見て、

子供の頃、母と一緒によく買い物に

行ったことを思い出しました。

家に車がなかったのでバスに乗って、

いつも大量の食材やら日用品を

手に持って持って帰ってくる日々。

毎回、腕にレジ袋の持ち手の部分が

食い込んで物凄く痛かったです。

母を助けたい一心で、

わたしは、

小さな体で一生懸命頑張って

大きな荷物を持ってあげて

たことを思い出しました。

そこにあるのは、

美味しいものを食べさせたいと

沢山の食材を買うお母さんの想い。

お母さんを少しでも手伝って

楽にさせたいという子供の想い。

亡き父は、

会社帰りによく小さなお土産を

買ってきてくれました。

商店街を通った時、

美味しそうな匂いを漂わせた焼きたての焼き鳥。

駅のキオスクで買った、ゆで卵。

コンビニで買ったおにぎり。

昭和な感じのするアンパンやジャムパン。

それは、

いつもレジ袋に入っていました。

美味しいものを買って家族に食べさせて、

みんなの喜ぶ顔がみたいという父の想い。

レジ袋の中には、

愛がいっぱい詰まっていました。

大切なものは目に見えない。

手で触れることができない。

でも、

そこに、

確実にあるのです。

それをに気づける力。

それを感じられ力。

それさえあれば

いつでも

自分の周りにある

幸せに気づく事ができます。

世界中のどこに住んでいたって

幸せになることができます。

そんな風に思います。

あなたの心のに届きますように。

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