見出し画像

悲惨な一日がちょっと愉快な一日に変化した理由。

今日はとんでもない一日だった。

ちょっと鍼を打ってもらいに出かけたら

クリニックは臨時休業。

気を取り直して

近くのカフェで休憩しようと行ってみると

定休日であった。

ショックで茫然となった。

行き場所を失い、

スーパーに行ってみる。

夕食のおかずを買い、

会計をしようとしたところ
サイフにお金が入ってないことに気が付いた。

お金を入れ忘れていたのだ。

こんな時に限って~。

帰りのバスを待っていた時、

ふと気を抜いた瞬間。

あ~、行ってしまった。

2台連続で、
バスに乗り遅れてしまった。

その後、

3台目のバスが

2時間遅延することを知り、
途方に暮れた。

結局、
徒歩で家に帰ることになった。

炎天下の中、身体は汗だく。
顔は、排気まみれで真っ黒になり
身も心もクタクタになった。

喉が渇いているのに水も買えない。

ああ!
今日は、なんてついてないんだ。

なんでこんな事が続くんだ。

ふと

涙が出そうになってしまった。

海外に住んでいると

日本では考えられないような事が起きる。

今日の出来事を誰かに話さずにはいられない。

誰かに聴いてもらいたい!

誰かに優しく慰めてもらいたい!

夜になると
夫と娘が帰ってきた。

夕食時に

今日一日の出来事を
身振り手振りを加えた迫真の演技で伝えた。

すると
夫が味噌汁をブーっと噴き出した。

娘が腹を抱えて笑い出した。

笑ってる場合じゃねえええ!!!

キレそうになったが、

こんな楽しそうな2人の表情を
見るのは久しぶりだ。

そんな二人につられて、
自分もついつい笑ってしまった。

なんだか自分が

マンガの主人公になったような気がして

ちょっぴり愉快な気持ちになってしまった。

悲惨な一日は誰かに話せば、

笑い飛ばすことができる。

話を聴いてくれる人がいて

とてもありがたかった。

人生には、

思うようにいかないこと。

スムーズにいかなくてイラ立ったり、

自分が情けなくなって落ち込むこともある。

でも、

そんな時は

ちょっと視点をかえて

自分はマンガの主人公だと思ってみる。

すると、

不思議と愉快な気持ちが

湧いてきて面白さが増してくる。

失敗ばかりだけど、

なんだか一生懸命生きているじゃないかあ!

そんな主人公を応援したくなってくる。

こんな1日もあるさ!

今日の嫌な出来事を水に流せそうな気がした。

一晩寝たら、

明日は真っ新な新しい1日が始まる。

さあ、

明日は、どんな一日にしようか?

きっと良い1日になるに違いない!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?