読書人間📚『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』尾形真理子
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』
著者 / 尾形真理子
2010年、この作品で小説家デビュー。短編的な。
流石、コピーライターさんなだけあって
格言の様な言葉たちに説得力があります。
悲しんで終わった恋にも全てが無駄、間違いだったとは思いたくはないから自分の心に折り合い、決着をつける為に
『実らなかった恋にも
ちゃんと実ができている。』
と絞りだそうとする事態が起こる。
でも晴れた様に素直になる瞬間が必ずあるもので
"無駄"と言う執念を捨て去った時こそ
実になっていたりする。
そんな改めてハッと刺さる文章が恋ヂカラを上げてくれる一冊で
カフェで待ち合わせ、恋人を待ちながら読むには絶好ではないか?とも思う。
大幅に遅刻されても優しい気持ちで許せそう。
素敵な本を読む時間が大義名分に成り代わるから。
そんな私はチーズ🧀とモヒート🍸のおひとり様読書。
現実はそんなもんです🤫
是非、恋人にこの本をプレゼント🎁
もちろん、服も買ってよ、靴も奮発して💕と一撃繰り出される事とは思いますが。(笑
あー私も試着室で誰かを思いたいなー、
ドレスアップしたいなー。
今ショップに行かず、買い物欲を抑えてるからこそ
この本のタイトルに惹かれたのかもしれない。
何気に悶々としている事に気づく。
お金よ降ってこい! (ゼンゼンチガウ)
カバーデザイン 松崎賢(TWO PLATOON)
素材協力 DORIAN GRAY
幻冬社文庫
📚本の記録
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